タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年06月07日(水)

新学期になると見かける風景 [タイで生活]

総合大学があるこの街に制服姿が多くなって、新学期だなーと、実感する。
タイの大学は、制服がある。上が白いブラウス。下が黒いスカートまたはズボン。高校生と間違えてしまうような格好で歩いているのはみんな大学生である。

最初の数ヶ月は、新しい環境での生活に慣れず、いろいろな場所でいろいろに戸惑っている学生の姿を見かける。
昨日はロータリーですごい運転をしている車を発見。

ロータリーというのは、内側を走っている車が優先なのだ。それを外から突っ込んできたら危なくて仕方ないのだ。
運転しているのは女子学生。ナンバープレートを見ると「ピサヌローク」・・・どおりで。

チョンブリナンバー以外の車は、ほとんどが新入生の車。
早く大学周辺の交通ルールに慣れていただきたいものだ。

そして、平気で道路を横断する集団。自分達では左右を見てから渡っているつもりでも、右折車や左折車にまで注意が行かず、車のまん前に飛び出してきたりするので、危なくて仕方ない。この時期は、徐行運転が安全かもしれない。

Posted by てんも at 10時27分   パーマリンク

2006年06月06日(火)

てきぱき警備員とだらだら警備員 [タイで生活]

パタヤには、大げさな動作で最敬礼して駐車券を渡してくれる警備員さん達がいるホテルがある。
それがそこの名物になっているほど。

たまにデパートで似た動きの警備員さんを見かけると、あのホテル出身かしら?なんて可笑しく思う。

そしてうちのご近所の門にも、警備員さんがいる。
今日見かけた警備員さんは、若い。そして、体全体から「緊張」オーラが出ていて、必死な顔で駐車券配っていた。それはもう、ほほえましいほど。
入ってくる車一台一台に敬礼をしながら駐車券を配っている。フレッシュである。

しかし、残念なことに、朱に交わればなんとかで、こういうフレッシュな新人さんも一ヶ月経たないうちに、先輩のだらだら警備員さんの「だるーい」雰囲気を身に付けるようになってしまう。
駐車権を配るのも、椅子に座りながら。タバコ吸ったり居眠りしたり。車のドライバーが催促しないと駐車券を配るという基本任務すら忘れるようになるのだ。

これは絶対に「タイ人が怠け者だから」とか「サバイサバイが好きだから」なんていうことではない。
だってパタヤの警備員さんたちはいつまでたってもてきぱきと気持ちよく働いている。

警備会社の怠惰だと思う。もっと真面目に従業員教育をすれば、てきぱき警備員さんが増えるのに。

入社時の新人教育だけでは、あっという間に先輩達の悪い習慣をまねしてしまう。大切なのは、繰り返し繰り返し研修会や勉強会を行って、会社全体の雰囲気として、てきぱき感を浸透させることだと思う。

ん?・・・人のふり見て・・・。

もっと、スタッフに意識して声をかけるようにしよう。

Posted by てんも at 01時41分   パーマリンク

2006年06月05日(月)

なんて贅沢な朝食なのだろう [アメージングタイランド]

徹夜に近い状態で朝を迎えた。
その日の朝は用事があって、早く家を出なければならなかったんだけど、ギリギリまで寝てたんで、ご飯を作っている時間がない。

とりあえず全員で家を出る。ご飯どうしよう・・・。

ぷーちゃんがある食堂の前で車を停めた。貝の砂抜きを水道水でジャバジャバやっちゃう、プロのおばちゃんのいる店である。
そこでおかずだけ作ってもらって家で食べたり、お昼を食べたりしたことはあるけれど、朝来たことはなかった。
というより、朝食を家族全員で外食するってことは、今までなかった。

のんびり食べている暇ないのに〜!と思いつつ、朝から文句ばかり言うのも面倒で、黙ってテーブルに座った。

・・・5分も待たずにホカホカのチャーハンとスープがテーブルに並んだ。

強火で一気に炒めたチャーハンのおいしいこと!豆腐入りスープもあっさりしていて、食欲をそそる。
食べながら、感動してしまった。

早朝から、他人に作っていただいたホカホカご飯を食べられる幸せよ。家族全員で待っていると5分もしないで湯気の立つご飯が運ばれてくるのだ。なんて贅沢な朝食だろう。
しかも値段はもちろん、一皿20バーツ(60円)。

この幸せ、ちょっと癖になりそう。

休日の朝は、たまに外食にしようかな。


Posted by てんも at 01時32分   パーマリンク

2006年06月04日(日)

情けは人のためならず、自分のためなのだ [タイで生活]

「誰かのために、何かをする」
というのは、立派なことだ。でも、見方を変えればお節介なことでもある。そして、良いことなのか悪いことなのか、評価も大変に難しい。

例えば、親が子供に言う。
「あんたのためを思って、言ってるのよ」

親のこういう言葉は、子供にとっては迷惑でしかない。

しかし、その子供が大きくなると、うるさく言ってくれた親の気持ちを理解し、本当に自分のためを思って言ってくれていたのだ、と親に感謝したりする。

親の「うるさい小言」への評価は、「悪」から一転して「善」となる。その時々によって、評価は変わるのだ。
現時点での評価も、いずれ変化するかもしれない。
それでは、どの時点における評価を重視すればよいのだろうか。

「誰かのために、何かをする」

それが、本当に相手のためになっているのかどうかは、誰がどの時点で判断するかによって、見方が全く変わる。

「情けは人のためならず」には、

「人のためにしてあげたことはめぐりめぐって自分に返ってくるから、他人への親切は結局は自分のためになるんだよ」という意味のほかに、もう一つの意味もあるのかもしれない。

「人のために何かをする、という行為は、誰かに頼まれたからやったのではなく、自分がやると決めたからやったのだ。人に感謝されたり評価されたりすることを目的に行うのではない。他人への親切は、それをやりたいと思う自分の欲求を満たすために行った。つまり、自分のために行っているのだよ」

全ての行動は自分の責任。

私は日本人学校が、今後この地にやってくる子供達にとって必要かどうか、今の時点では正直まったくわからない。
でも、活動に関わっている人たちの信念には大変共感できる。だから、お手伝いをしようと思う。

Posted by てんも at 11時51分   パーマリンク

2006年06月03日(土)

学校を作ろう!! [タイで生活]

お父さんの仕事の都合で海外に渡る子供達は一体どれくらいの数に上るのだろう。

海外での慣れない生活。
言葉が不自由なうちは、遊びに出かけるどころか、日々の買い物ですら、とてもとても難しい。

タイのチョンブリ地区には、日系企業の進出に伴ってたくさんの子供達がやって来ている。その子達のほとんどがインターナショナルスクールに通う。

学校の先生が英語しか話さないという環境は、ちょっと想像してみるだけでも相当しんどい。具合が悪い、トイレに行きたい、そんな簡単なことでさえ、相手に伝えるのには相当のエネルギーを使う。

今チョンブリでは、日本人学校を設立しようという運動が起こっている。
海外での生活で子供達がほっとできるのは、自宅に戻ったときだろう。でも、もし日本人学校ができれば、学校も、子供達がほっとできる空間になるのかもしれない。
そう考えた時、選択肢の一つとして、日本人学校ができるのも悪くない、と思った。

学校を作り上げるのは、地域の保護者と日本人会をはじめとする各機関。保護者はもちろんだが、各機関に属している人たちも数年たてば日本に戻る。
いま学校を作る運動に参加している人たちは、学校が出来上がる頃にはここにはいないかもしれないのだ。

つまり、偶然、この時期にこの地域で暮らしている。そんな縁に恵まれた人たちで、後からこの地にやってくる家族のために学校を作ろうとしているのだ。

これってすごいことじゃないだろうか。
なんだかワクワクするプロジェクトじゃないか。

でも、子供はたくましい。柔軟性もある。だから、あっという間に英語を身に付けて、インタースクールでいろいろな国の子供と交流しながら国際性を身に付けていくだろう。それはきっととても貴重な体験になる。というのも一つの考え方。

最終的には、各家庭の教育方針がどうあるか、ということになる。

いろいろな立場の人がいて、いろいろな考えの人がいて、必然的に、ある程度の混乱があって。
日本人学校は海外で暮らす子供と親にとって、必要な存在なのか?という大変に難しい問題が、タイ東部で暮らす日本人に突きつけられている。

Posted by てんも at 15時19分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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