タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年06月05日(月)

なんて贅沢な朝食なのだろう [アメージングタイランド]

徹夜に近い状態で朝を迎えた。
その日の朝は用事があって、早く家を出なければならなかったんだけど、ギリギリまで寝てたんで、ご飯を作っている時間がない。

とりあえず全員で家を出る。ご飯どうしよう・・・。

ぷーちゃんがある食堂の前で車を停めた。貝の砂抜きを水道水でジャバジャバやっちゃう、プロのおばちゃんのいる店である。
そこでおかずだけ作ってもらって家で食べたり、お昼を食べたりしたことはあるけれど、朝来たことはなかった。
というより、朝食を家族全員で外食するってことは、今までなかった。

のんびり食べている暇ないのに〜!と思いつつ、朝から文句ばかり言うのも面倒で、黙ってテーブルに座った。

・・・5分も待たずにホカホカのチャーハンとスープがテーブルに並んだ。

強火で一気に炒めたチャーハンのおいしいこと!豆腐入りスープもあっさりしていて、食欲をそそる。
食べながら、感動してしまった。

早朝から、他人に作っていただいたホカホカご飯を食べられる幸せよ。家族全員で待っていると5分もしないで湯気の立つご飯が運ばれてくるのだ。なんて贅沢な朝食だろう。
しかも値段はもちろん、一皿20バーツ(60円)。

この幸せ、ちょっと癖になりそう。

休日の朝は、たまに外食にしようかな。


Posted by てんも at 01時32分   パーマリンク

2006年06月04日(日)

情けは人のためならず、自分のためなのだ [タイで生活]

「誰かのために、何かをする」
というのは、立派なことだ。でも、見方を変えればお節介なことでもある。そして、良いことなのか悪いことなのか、評価も大変に難しい。

例えば、親が子供に言う。
「あんたのためを思って、言ってるのよ」

親のこういう言葉は、子供にとっては迷惑でしかない。

しかし、その子供が大きくなると、うるさく言ってくれた親の気持ちを理解し、本当に自分のためを思って言ってくれていたのだ、と親に感謝したりする。

親の「うるさい小言」への評価は、「悪」から一転して「善」となる。その時々によって、評価は変わるのだ。
現時点での評価も、いずれ変化するかもしれない。
それでは、どの時点における評価を重視すればよいのだろうか。

「誰かのために、何かをする」

それが、本当に相手のためになっているのかどうかは、誰がどの時点で判断するかによって、見方が全く変わる。

「情けは人のためならず」には、

「人のためにしてあげたことはめぐりめぐって自分に返ってくるから、他人への親切は結局は自分のためになるんだよ」という意味のほかに、もう一つの意味もあるのかもしれない。

「人のために何かをする、という行為は、誰かに頼まれたからやったのではなく、自分がやると決めたからやったのだ。人に感謝されたり評価されたりすることを目的に行うのではない。他人への親切は、それをやりたいと思う自分の欲求を満たすために行った。つまり、自分のために行っているのだよ」

全ての行動は自分の責任。

私は日本人学校が、今後この地にやってくる子供達にとって必要かどうか、今の時点では正直まったくわからない。
でも、活動に関わっている人たちの信念には大変共感できる。だから、お手伝いをしようと思う。

Posted by てんも at 11時51分   パーマリンク

2006年06月03日(土)

学校を作ろう!! [タイで生活]

お父さんの仕事の都合で海外に渡る子供達は一体どれくらいの数に上るのだろう。

海外での慣れない生活。
言葉が不自由なうちは、遊びに出かけるどころか、日々の買い物ですら、とてもとても難しい。

タイのチョンブリ地区には、日系企業の進出に伴ってたくさんの子供達がやって来ている。その子達のほとんどがインターナショナルスクールに通う。

学校の先生が英語しか話さないという環境は、ちょっと想像してみるだけでも相当しんどい。具合が悪い、トイレに行きたい、そんな簡単なことでさえ、相手に伝えるのには相当のエネルギーを使う。

今チョンブリでは、日本人学校を設立しようという運動が起こっている。
海外での生活で子供達がほっとできるのは、自宅に戻ったときだろう。でも、もし日本人学校ができれば、学校も、子供達がほっとできる空間になるのかもしれない。
そう考えた時、選択肢の一つとして、日本人学校ができるのも悪くない、と思った。

学校を作り上げるのは、地域の保護者と日本人会をはじめとする各機関。保護者はもちろんだが、各機関に属している人たちも数年たてば日本に戻る。
いま学校を作る運動に参加している人たちは、学校が出来上がる頃にはここにはいないかもしれないのだ。

つまり、偶然、この時期にこの地域で暮らしている。そんな縁に恵まれた人たちで、後からこの地にやってくる家族のために学校を作ろうとしているのだ。

これってすごいことじゃないだろうか。
なんだかワクワクするプロジェクトじゃないか。

でも、子供はたくましい。柔軟性もある。だから、あっという間に英語を身に付けて、インタースクールでいろいろな国の子供と交流しながら国際性を身に付けていくだろう。それはきっととても貴重な体験になる。というのも一つの考え方。

最終的には、各家庭の教育方針がどうあるか、ということになる。

いろいろな立場の人がいて、いろいろな考えの人がいて、必然的に、ある程度の混乱があって。
日本人学校は海外で暮らす子供と親にとって、必要な存在なのか?という大変に難しい問題が、タイ東部で暮らす日本人に突きつけられている。

Posted by てんも at 15時19分   パーマリンク

2006年06月02日(金)

復活したバンコク直行マイクロバス [タイで生活]

地元住民待望の、バンコク直行マイクロバスが復活!!
以前は権力者のコネで正式な会社としての登録なしに運営していたらしいのだが、このたび正式に法人登録を行い、ゼロからの出発となったらしい。

今回の登録では長距離バスとの顧客の奪い合いといったトラブルを避けるために、途中のルートを少し変更したのだとか。

なかなか根性のある経営者である。
ぜひとも、末永く続けていただきたい。

このマイクロバスはタイ人にも評判が良くて、知っている人はわざわざ市内をバスで移動して、このバスでバンコクまで行く。大型の長距離バスと比べるとより少人数で、中が意外に広いのが人気の秘密か。

これで帰り道が以前と同じく楽になるので、いつでも遊びに来てもらえる。

この夏に訪タイを考えている皆様、シーフードレストランで待ってます。

Posted by てんも at 01時03分   パーマリンク

2006年06月01日(木)

ビジネスという不思議な生き物 [タイで仕事]

タイの日系企業で働いていたときに良く感じたのは、大きな会社の舵取りの難しさ。
私が働いていた会社は、ピーク時には1000人を超える人がラインに入ってモノを作っていた。
会社全体が大きな軍艦のようで、慣例を変えることが難しく、従業員に会社のメッセージが正確に伝わらないという悩みを抱えていた。
トップの人にとっては、会社の進行方向をほんの少し変えることでさえ、一苦労だったのだ。

独立して自分で会社を始めてからは、状況が180度変わった。

特に創生期の会社、ビジネスというのは、生き物のように、ほんの少し、すこーしずつ、その姿を変えていくようだ。
その中にいて舵を取っているとなかなか分からないのだけれど、目的地をイメージして、少しずつでもそれに近づくような道を選択し続けていくことで、それまでの自分の行動のいろいろなポイントが共鳴して、大きなうねりになっていく。

それは自分ひとりでは起こすことのできないうねりで、
そしてまた自分ひとりでは止めることもできないうねり。

ビジネスの形態が変化したり、ビジネスに関わる人が変化したり、時にはビジネスの目的地さえ変化して、その全ての要素が影響しあって、また新たな動きを生み出す。

人間や動物に命があるように、ビジネスにも命・魂があるような気がする。
今日はそんなビジネスの魂に少し触れることができた、そんな日だった。

なんだか妙に抽象的になってしまったけれど、確かに私は触れたのだ。

Posted by てんも at 00時34分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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