2006年06月22日(木)
柔軟剤の不思議 [タイで生活]
洗濯の仕上げに使う柔軟剤は、タイでもっとも売れている日用品の一つだと思う。
使えば洋服の生地がフワフワになり、良い香りがする。というのが宣伝文句。あと、アイロンがかけやすくなる、という効能もあったっけ。
日本でもあまり使っていなかったので、最初はタイでもほとんど使わなかった。
洗濯は毎日しているのに、柔軟剤を一つ買ってきて、1ヶ月経っても使い終わらなかったのだ。
しかし、以前勤務していた会社の同僚は、3日で一つを使い終わると豪語した。この発言にはさすがに周囲のタイ人も驚き、
「あんたそれは使いすぎだよ」
「だっていいにおいがするんだもん」
「だからってねぇ・・・」
とあきれていたのだが、いつの間にか私も毎回の洗濯で使用するようになっていた。
今日改めて考えてみたけれど、柔軟剤を洗濯機に入れるときには確かにいい香りがするけれど、干して乾いた洗濯物に、そのに香りはほとんど残っていない。キャップ一杯だと少なすぎるのだろうか??
フワフワ具合についても、使わない時と比べて多少の差はあるかもしれないけれど、なくて困るものでもない。
第一。柔軟剤のあの色はどうしたものだろう。
青、ピンク、紫。どれもかなりはっきりした色だ。あの色素は洗濯物に沈着しないのだろうか。
いつの間にか必需品として使っていたけれど、改めて考えると自分がなぜ使っているのかしっかり説明できない品物だった。
Posted by てんも at 10時47分