2006年08月01日(火)
勉強の仕方 [タイで勉強]
大学でタイ語の勉強を始めたとき、英語の得意な男の子が
「タイ語は文法の勉強からスタートしないからつらい」
と言っていたことがある。
彼は英語のように全ての文に文法的な説明がつく、きっちりした言語が好きだ、と言っていた。理論の勉強から入ってから実践をしたかったのだと思う。
反対に私は、文法のような難しいことはどうでもいいからタイ語が話せるようになりたい、というタイプだったのでタイ語の勉強は最初から楽しくて仕方なかった。三人称単数を気にせずに、覚えた単語がすべての場面でそのまま利用できるなんて、なんて素敵な言語なんだ、と思っていた。
今、経理の勉強をしていても、私はタイ語のテキストが楽しい。分からないままにもいきなり練習問題をはじめて、小さな項目が少しずつ分かってくると、振り返ったときにそれらを結びつけて、「あ、そういうことだったのか」と自分の中で消化することができる。だから私はタイ語をメインに、部分的に分からないところは日本語のテキストを読んでいる。
しかしぷーちゃんは逆。タイ語のテキストは分かりづらいという。全体像をつかんで仕組みを理解してから個別の事例を見たいということで、まずは日本語のテキストを熟読している。確かに日本語のテキストは仕組みの部分の説明がしっかりしていて、その基礎を理解できれば個別の事例にも応用させることができる。
同じ勉強でも方法はいろいろあるんだなぁと面白く思った。
Posted by てんも at 10時34分