タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年08月15日(火)

スピッツの歌に救われた [タイで生活]

昨日は朝からどうも調子が出なかった。週末にシーフードを食べすぎたせいだろうか。

先週中にどうしても済ませておきたい仕事が片付いていなかったのでそれだけは終わらせたかったのだが、頭が働いてくれない。

元気が出る薬を飲んでも、元気が出る本のページをめくっても、簡単に体を動かしても、何をしてもダメで、こういう調子が出ない日もあるんだよな、まだ休日だからいいかな、と思ったのだけれど、スケジュール的にはこれ以上遅れることはできないも明確な事実。

ここであきらめるのも悔しい。せっかくの休日。割り込み作業の入らないこういう時にこそ、じっくり取り組みたい作業なのだ。
でも、何をしても脳みそが動いてくれないのだ。
ボーっとしてしまうのだ。

その時iPodが目に飛び込んだ。
歌でも聴いてみるか。

なんとなく選んだ曲はスピッツのロビンソン。
声も好きだし曲名も好き。何しろロビンソンなんだから。

そんなこんなでやっと調子が出てきて、スピッツのおかげで作業完成。めでたしめでたし。

Posted by てんも at 13時25分   パーマリンク

2006年08月14日(月)

里帰りの気分を味わう梅ジュース [タイで生活]

今年も無事、梅ジュースをいただく。
液体の機内持ち込み不可という時期なので、タイ国内に持ち込みできるかしら、と心配していたのだが無事に到着した。
この梅ジュースは子供の頃夏になると母が作ってくれた梅ジュースと同じ香り、味がする。

ほんの一瞬子供時代にタイムスリップするような不思議な感覚を覚えながら飲む梅ジュースのおいしいこと。
体も心も元気になる貴重なジュースである。

そのジュースの作者うっちさんと一緒にシーフード飲茶をいただいた。
バンコクからはるばる来てくれたお友達ご家族も一緒。生後9ヶ月のFちゃんは美人のママによく似て目がクリクリの可愛い女の子だった。

食事がはじまり、Fちゃんも離乳食を食べ始める。離乳食はすべてFちゃんママの手作り。食べやすく刻んだ葉やにんじんなどをまぜて栄養満点のおかゆである。Fちゃんのパパもママもタイ人なのに、日本の育児雑誌に載っているようなカラフルで見た目にもおいしそうな離乳食。おかげでFちゃんはとても元気に健やかに育っていた。

ところで、Fちゃんパパの育児参加は一風変わっていた。
生後9ヶ月のFちゃんに
「はい、あーんして、ご飯を食べましょうね」とFちゃんママ。
その隣で同じようにスプーンでスープをすくい、
「はい、あーんして、スープですよー。おいしいですよー」とFちゃんママのお口にスープを入れてあげるFちゃんパパ。

・・・ん!?

「Fちゃんご飯を食べましょうね、あーん」Fちゃん、パクリ。
「Fちゃんママも食べてくだちゃい。あーん」Fちゃんママ、パクリ。

照れるでもなく、二人ともごく自然に繰り返していたけれど、それはなんとも不思議な光景だった。

Posted by てんも at 13時52分   パーマリンク

2006年08月13日(日)

軽い運動を続けてみる [タイで生活]

「一日に一度は汗を流すようにしています」
という誰かの言葉がどこかの雑誌に紹介されていて、それが妙に心に残っていた。

でも梅雨の時期になると外にジョギングに出ることが難しくて運動が続けられなかったのだが、最近は家の中で運動をするようにしたので雨の日も風の日も早朝の運動を続けている。

家にあるエアロバイクをこいでいるのだ。

外に走りに出るときは、何もないようでいてそれなりの準備が必要だった。例えば動きやすい服に着替えたり靴下を履いたり靴を履いたり。
私はもともと動作が遅いので、そういった準備だけでも結構時間がかかっていた。

でも家の中の運動はすごい。寝起きの格好のままでもはだしでも大丈夫。半分寝ながらでも運動できてしまう。これはお手軽。

というわけでもう1ヶ月続いている朝の運動。
今日教えてもらったところによると、最初の15分は糖を燃焼させるだけなので脂肪まで燃焼させたいときには15分以上の運動が良いのだとか。というわけで今までは15分だったのだが、明日からは20分にしようと思う。

目標はコレステロール値を下げること。そして、仕立て屋さんに作ってもらった服をきれいに着ること。

Posted by てんも at 23時52分   パーマリンク

2006年08月12日(土)

特殊技能を持つ人々 [タイで生活]

仕立て屋のお姉さんピー・ゴップは、洋服を作る全ての工程を自分一人で行っているという。
誰かお手伝いを探すことは考えないの?
と聞くと、
一度雇ったことがあるけれど仕事が雑で、結局自分でやり直さなければならなかったので、それ以来自分一人でやっているのだという。
お客さんも丁寧に仕上げてもらいたいから喜んで待ってくれるのだという。

おいしいシフォンケーキを作るパン屋さんは、お手伝いの人を雇ってもなかなか長続きする人がいなくて大変だと言っていた。支店を増やしたいけれど、任せられる人がいないのだそうだ。

どこの仕事もみな「人」の問題で頭を悩ませていた。
自分の技能をマニュアル化して人に伝え、同レベルの作品を生み出せるようなシステムを作ることはものすごく難しいことだと思う。

特に職人的な技が必要とされる専門職ほど、ビジネスの規模を広げていくのは難しい。

ビジネスの規模を広げることを望まず、自分の責任の範囲でこなせる仕事量で質を維持し続けることを目指す人もいる。

職人的な「技」の質とビジネスの規模は常に反比例するのだろうか?それともうまくシステムを作ることができさえすれば、どんな技でも再現できるのだろうか?

そんなことを最近考えている。

Posted by てんも at 23時17分   パーマリンク

2006年08月11日(金)

お盆前ラッシュというのがあるらしい [タイで仕事]

どの業界にもあるのかもしれないけれど、翻訳業界にはお盆前ラッシュというのがある、と日本の翻訳者さんに教えてもらった。たしかにこの時期は毎年忙しい。ありがたいことだ。

あまりに忙しくて昨日はトラブル発生。売れっ子翻訳者が仕事の一つを完全に忘れていたのだ。普通ならあり得ないミスだけれど、あり得ないことが起こるのがこの世の常。クライアントへの納期は翌日。納品前にはレイアウト作業も控えている。一日で間に合うか?
間に合うな、と私は判断した。彼ならば大丈夫。
「間に合う・・・かなぁ」と不安そうな声の翻訳者。
「大丈夫でしょうか」と心配そうなスタッフ。
「大丈夫だよ。彼なら間に合う」と私。

案の定、今日の朝に翻訳が完成。彼はきっと徹夜に近い作業をしたと思う。それでも仕上げてくれる、その責任感が嬉しい。
そして彼の翻訳を校正。才能のある人の翻訳文を読むといつもゾクゾクする。ここまで的確に翻訳ができるものか、と感嘆しながらチェックを進める。やはり彼は天才だ。

もともとは自分のポカミスが引き起こした事態なので自業自得とはいえ、寝不足でフラフラになりながら今日一日を過ごしているであろう彼のことを思うと、おかしくてつい笑ってしまう。そして同時に心がほんわかあったかくなる、そんな一日だった。

Posted by てんも at 00時51分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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