タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年08月11日(金)

お盆前ラッシュというのがあるらしい [タイで仕事]

どの業界にもあるのかもしれないけれど、翻訳業界にはお盆前ラッシュというのがある、と日本の翻訳者さんに教えてもらった。たしかにこの時期は毎年忙しい。ありがたいことだ。

あまりに忙しくて昨日はトラブル発生。売れっ子翻訳者が仕事の一つを完全に忘れていたのだ。普通ならあり得ないミスだけれど、あり得ないことが起こるのがこの世の常。クライアントへの納期は翌日。納品前にはレイアウト作業も控えている。一日で間に合うか?
間に合うな、と私は判断した。彼ならば大丈夫。
「間に合う・・・かなぁ」と不安そうな声の翻訳者。
「大丈夫でしょうか」と心配そうなスタッフ。
「大丈夫だよ。彼なら間に合う」と私。

案の定、今日の朝に翻訳が完成。彼はきっと徹夜に近い作業をしたと思う。それでも仕上げてくれる、その責任感が嬉しい。
そして彼の翻訳を校正。才能のある人の翻訳文を読むといつもゾクゾクする。ここまで的確に翻訳ができるものか、と感嘆しながらチェックを進める。やはり彼は天才だ。

もともとは自分のポカミスが引き起こした事態なので自業自得とはいえ、寝不足でフラフラになりながら今日一日を過ごしているであろう彼のことを思うと、おかしくてつい笑ってしまう。そして同時に心がほんわかあったかくなる、そんな一日だった。

Posted by てんも at 00時51分   パーマリンク

2006年08月10日(木)

せまり来る魅惑のマック [タイで生活]

マクドナルドの話ではなく、MACの話。

正直、良いとも悪いとも思っていなかったけれど、マックユーザーの「I love マック!!やはりapple製品が一番!」という情熱が暑苦しくて、近寄りがたい雰囲気を感じていた。
我が家に1台目のマックがやってきたときも、いかにもデザイン性に優れていますという過剰なまでのアイコンのかわいらしさやいちいちアニメチックな画面の動きが鼻について、天邪鬼な私は「フン」と思っていた。

でも最近、仕事でも使うことが多くなって、少しずつマックに愛着を感じ始めている自分がいる。

これはやはり、マック好きなぷーちゃんの陰謀だろうか。
家にもマック雑誌。職場にもマック雑誌。
何気に読んでいるうちに洗脳されてきた気がする。

このままマックワールドに足を踏み入れていいのだろうか?ちょっと戸惑う梅雨空の朝である。

Posted by てんも at 10時25分   パーマリンク

2006年08月09日(水)

秘密計画進行中だったのだ [タイで生活]

気に入った服があってもサイズが合わなくてあきらめた、そういう経験をするたびに、これを自分のサイズで作ってもらえばいいんだけど、と思っていた。
タイには多くの仕立て屋さんがあるけれど、作り手の趣味が作品に反映されるので、「なんか違う」というデザインが出来上がってきたりして、お気に入りのお店は探せないでいた。

今思うとモーリさんに勧めてもらったお店は年配の女性がやっていて、服のデザインも年配の女性向けの物が多かったからかもしれない。

ところが先日、友人がとても可愛い服を着ていたので
「ナーラック・ジャンルーイ」
と褒めたら、なんとこれがオーダーメードだという。
しかも、デザインは仕立て屋さんが勝手に考えてくれたという。まさに、私が捜し求めていた仕立て屋さんではないか。その場で電話番号を聞いて連絡をしてみたら、自宅まで寸法を測りに来てくれ、さらに仕上がった服も自宅まで届けてくれるという。
これ以上素敵な仕立て屋さんがいるだろうか。

さっそく布市場で好きな柄の布を仕入れ、仕立て屋さんに自宅に来てもらった。私と同年代の仕立て屋さんである。寸法を測り、日本の雑誌を見せながら
「こういうのが欲しいの」
と相談すると、「日本の服は可愛いねー」と言いながら、すらすらとデザイン画を書いてくれる。
「こういうのもいいよ」
「こういうのはどう?」
と、次々にアイディアが出て、瞬く間に4着分のデザインが決定。

半月の1着のペースで届けてくれるという、今日はその最初の日だった。自分の体に合わせて作られた服を着るというのはとても贅沢な気持ち。しかも一着600B。布代と合わせても、既製品を買うのと変わらない値段だった。

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

Posted by てんも at 03時16分   パーマリンク

2006年08月08日(火)

テイクアウト用調味料の変化 [タイ料理]

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

従来のテイクアウト用調味料

タイの屋台では売っている全ての商品が持ち帰りできるようになっている。
ラーメンも、ビニール袋に入れてお持ち帰り。スープは分けて入れることもできるし、麺と一緒に入れてもらうこともできる。
その時に一緒に入れてくれるのが、砂糖、唐辛子、お酢などの調味料セット。
小さな袋に入れて輪ゴムで縛ったものを入れてくれる。

ところが最近、その砂糖と唐辛子に小分けパックが登場してあっという間にあちこちの屋台で利用されるようになった。
わざわざ手で小袋に詰める必要がないので便利らしい。
インスタントラーメンの調味料みたいだな、と思っていたら、ついに小分けナムプラーまで登場した。

チャーハンなどのご飯ものをテイクアウトした時についてきたのが写真の唐辛子入りナムプラー。
これ、日本へのお土産にもいいかも。

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

小分けになっている唐辛子入りナムプラー

Posted by てんも at 10時28分   パーマリンク

2006年08月07日(月)

母国語の強み [タイで勉強]

母国語のすごさを知ったのは、我が家にUBC(衛星放送)のパラボラが来た時。
それまで、朝はタイ語のニュースを聞いていた。起きると誰かが何かを話している音が聞こえる。「起きた」と思った瞬間に、それらの音が声に変わって内容が頭に入ってきた。
脳が「聞く」準備が出来ないと、タイ語の声は「音」でしかなかった。

そのことに気づいたのはNHKのニュースを日本語で聞くようになってから。驚くべきことに日本語のニュースは起きる前から内容が頭に入ってきた。それがどんなニュースか認識する前から頭がそのニュースを勝手に理解していた。日本語は「音」以前にすでに「声」だった。そしてそれはとても心地よい感覚だった。

その時、母国語のすごさを知った。

ところでタイの経理の教科書は分厚い。著者が読者に語りかけるように書いてあったりするので余計に厚い。1教科が700ページから800ページ前後ある。通信大学で家庭学習が中心だからかもしれない。それもほとんどが理論中心。
先週末の試験はマークシート式が100問出された。60問以上正解で合格。結果は1ヶ月後に出る。前回の試験では簿記の計算問題が多く出題されたのでそれほど感じなかったが、今回のように理論中心になってくると、教科書の隅々から100問出される。今までのサラッと読んで練習問題だけ解いておく、という方法は通用しないような気がする。
そこで今後はサラッと読んでから教科書の隅に日本語でメモを取ることにした。ここで母国語に活躍してもらわないと間に合わない。800ページも読んだら最初の方の内容は忘れてしまうけれど、日本語メモがあれば試験前にサラッと目を通すことができる。この方法でやってみようと思う。
次回試験は10月末。卒業まであと17科目。

Posted by てんも at 11時08分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
連絡先:
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