タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年08月23日(水)

チンチョ、この不思議な生き物 [アメージングタイランド]

爽やかな気分で目覚め、気持ちの良い朝を迎えた。朝の自転車こぎを済ませ、汗も流した。今日も元気に一日過ごせそうだ。

さ、朝ごはんの準備に取り掛かろうと冷凍庫を開けると、そこには冷凍され固まったチンチョの姿。
「・・・」
爽やかな気分台無しである。

チンチョはどうしてもこうもドンくさいのか。
同じ家の中にいるといってもゴキブリがうっかり冷凍庫に入り込み冷凍されてしまったというのは聞いたことがない。なのにもう大人であろうサイズのこのチンチョは何を考えて冷凍庫に入ってしまったのか。しかもいつの間に・・・

果物や甘い物についたアリは冷蔵庫に入れると丸まってしまうけれど、常温でしばらくするとまた元通りに動き始めるという脅威の生命力を見せる。
この冷凍チンチョも、常温で解凍されたら息を吹き返すだろうか?興味はあったけれど、それを見届けるのも怖い。だから見えないところに置いた。

誰かチンチョに教えてやって欲しい。冷蔵庫とファックスには入ってはいけないと。

Posted by てんも at 11時35分   パーマリンク

2006年08月22日(火)

僕は卒業したくありません [タイで仕事]

大学の日本語学科の特別授業にお招きいただき、通訳や翻訳の仕事について語る、ということを年に数度している。

本当は一つ授業を受け持たないか、とお誘いいただいているのだが、授業というのは、小学生でも大学生でも同じ。先生は授業に入る前に予習、資料集めなど様々な準備をして、授業後も小テストや宿題の採点などをする。本当に尊い職業だと思う。だからこそ、中途半端にお引き受けできない。今の自分では実り多いコースにすることは難しいと思い、年に数度のコースのみお引き受けしている。

特別授業の場合には「内容はお任せしまーす」と明るく言われる。日本語を勉強中の学生さんにとって生身の日本人と日本語で触れ合う機会そのものが貴重かもしれないな、と思うので、自分が通訳として日系企業に勤務していた4年間の経験の中から楽しかったことや大変だったことを語ったり、ミニゲームをしたりして、あっと言う間に2時間が過ぎた。前回までは2時間は長すぎる・・・と汗をかいていたのに、ようやく少し慣れてきたのだろうか。

一人の男子学生が言った。日本語学科の9割は女の子だが、数名の男の子もいるのだ。
「僕にはなりたい職業がありますが、それには英語も必要です。僕は英語が苦手なので、その職業は無理です。だからやりたくないけれど、通訳にならなければなりません。」
日本語学科で学ぶ学生さんは全員何らかの形で語学の能力を生かす職業を希望していると思っていたので、彼のような学生もいるというのは全く新しい発見だった。
「通訳はやりたくありませんが、給料は高いので、我慢できる・・・かもしれません。」
「就職活動まであと半年以上もあるんだから今から英語の勉強してなりたい職業目指してみたら?」
と言うと、「ああそうですねぇ」とうなずいていた。
続いて質問。
「会社で働く時には外見を見られますか?」
髪はフワフワのパーマで茶色い。おしゃれな学生さんである。
「それはもちろんです。会社で働くのであれば、外見というのもとても大切ですよ」
自分がいじわるばあさんにでもなった気持ちで言うと、男子学生は頭を抱えた。
「あぁ、僕は卒業したくありません・・・」

・・・かわいいなぁ。
通訳、旅行ガイド、フライトアテンダント、彼らの夢は様々。キラキラした目で日本語を勉強している彼らは、社会に出て会社という枠の中で自分の能力を発揮してイキイキと働くことを知るだろうか。それとも、別の方法で自分を表現する方法を見つけるだろうか。どちらにしても磨けば光り輝く原石たちが良い職場、良い先輩と出会って自分なりの道を歩んでいけることを願った。

Posted by てんも at 10時50分   パーマリンク

2006年08月21日(月)

タイのスクールバスの謎 [タイで生活]

先日お昼近くに小学校の横を通ったら、木陰にマイクロバスが並んで停車していた。子供達の送迎をするスクールバスである。中ではドライバーがドアを開け放して寝ている。

スクールバスは学校が運営するのではなく、あくまでドライバーの個人営業。契約は各家庭とマイクロバスの所有者またはドライバーが直接結ぶ。
近所に住む子供達を拾って学校まで連れて行き、学校が終わったら家庭まで送り届ける、という仕事。

しかし、朝8時に学校に送り届けて、3時または5時までに学校に迎えに行く、その間の空いた時間を昼寝にあてていて良いのだろうか?
余計なお世話ではあるけれど、空いた時間を有効活用したらどうなのだろうか。

周囲のタイ人に聞くと、ガソリン代も高いから下手に動き回るとコストがかかってしまうのではないか、という。
有名私立校のスクールバスは、一つの座席に子供を一人ずつ乗せて、定員以上を詰め込まない、という条件で1月3000Bだという。定員はたいてい12名前後なので、36000Bの売り上げ。

ガソリン代を差し引いてもそこそこの売り上げにはなるのだろうか。

Posted by てんも at 11時14分   パーマリンク

2006年08月20日(日)

またもやジャックポット [タイで生活]

相変わらず「カオソット」が配達されるわがオフィスでは、以前よりもみなが新聞を覗き込むことが多くなった。
やはりカオソットの方が興味深い記事満載なのだろうか?

たしかに一面に政治記事が登場するとたいていがスキャンダラスなものだったりして、日本だったらワイドショーで取り上げられるようなニュースが多い。

そして先日スタッフが興奮しながら呼んでいたのは
「ジャックポット再び!」のニュース
宝くじで大当たりが出たのだ。
その額なんと2700万バーツ(1バーツ2.8円)8000万円の大金である。

今年は本当に大金の当選が多い。
毎回当選者のコメントには必ず「まずは両親に家を建ててあげたい」というのがある。

家を建てるといったって、数百万バーツもあれば豪邸が建つ。

「残りのお金はどうするんだろうねー」
「大金持ちなれない人はあっという間に使い果たしてしまうんじゃない?
「あたしだったらどうしよう・・・」

しばし、夢見るスタッフであった。

私だったらどうしよう?・・・私もつられて夢見てしまった。

Posted by てんも at 13時04分   パーマリンク

2006年08月19日(土)

電話回線のいや〜な故障 [アメージングタイランド]

仕事中に急にメールが送信できなくなった。
同時に開いていたホームページも開けなくなった。
ん??

ふと見ると、スタッフが電話回線が集中しているコーナーでごそごそ何かやっている。
「ネットがつながらないよ」
と言うと、
「あ、今、回線抜きました」
こらこら・・・
大切なデータを送信しているときだったらどうするの。回線に何かするときには周囲に一言かけないと。どうもうちの会社にはこういうおっちょこちょいなタイプが多い。

注意しようと思って口を開きかけたら
「うちの会社の電話回線が故障しています」と言う。
なに?
そのスタッフは電話の様子がおかしいので回線をつなぎ変えていろいろ調べてみて、回線が故障していることに気づいたのだ。でかした!えらい!!

スタッフの説明によると、

外に電話をかけることができない。
外から電話がかかっても電話が鳴らない。

という状態に加えてさらに、

電話をかけてきた人には「呼び出し音」が聞こえる。

という状態らしい。電話をかけてきた人には電話回線が故障中だという事実が伝わらないのだ。・・・最悪だ。
会社に電話をかけてきたお客さんは
「何度電話をかけても誰も電話に出ない」と思ってしまうのだ。電話が鳴らないのだから、電話に出られるはずもない。

どうやら先日の「瞬間停電」で回線がおかしくなってしまったらしい。ネットは正常で別回線のファックスも無事だけれど、電話に使用している回線だけこのようなおかしな症状が出ている。

お客さんとはメールや携帯電話でのやり取りが中心なので気づくのが遅れた。

さっそく電話会社に症状を伝えると受付の女の子が
「技術者に伝えます。」と言ったらしい。
電話をしたスタッフが
「会社の電話なんです。今日中に直りますか?」と聞くと
「順番に直していくのでなんとも言えないですね」
と諭すように言われてしまったという。
危機感がまるでない。

ここで怒っても騒いでもじたばたしても事態が良くなる事はない。それは今までの経験上身にしみている。

故障した回線がその日のうちに復旧しないのは、技術者が足りないか故障が多すぎるか、とにかく会社の体制として問題があると思うのだけれど、それを言ってどうなるわけでもないので、なすすべもなく回線の復旧を待つだけである。

Posted by てんも at 09時17分   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

8

2006


    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
連絡先:
タイ語翻訳に関するお問い合わせは、↓のリンク集最後の翻訳会社GIPUまでお願いいたします。

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog

コミュニケーションをもっと快適に タイ語翻訳会社ジーアイピーユー