タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年08月07日(月)

母国語の強み [タイで勉強]

母国語のすごさを知ったのは、我が家にUBC(衛星放送)のパラボラが来た時。
それまで、朝はタイ語のニュースを聞いていた。起きると誰かが何かを話している音が聞こえる。「起きた」と思った瞬間に、それらの音が声に変わって内容が頭に入ってきた。
脳が「聞く」準備が出来ないと、タイ語の声は「音」でしかなかった。

そのことに気づいたのはNHKのニュースを日本語で聞くようになってから。驚くべきことに日本語のニュースは起きる前から内容が頭に入ってきた。それがどんなニュースか認識する前から頭がそのニュースを勝手に理解していた。日本語は「音」以前にすでに「声」だった。そしてそれはとても心地よい感覚だった。

その時、母国語のすごさを知った。

ところでタイの経理の教科書は分厚い。著者が読者に語りかけるように書いてあったりするので余計に厚い。1教科が700ページから800ページ前後ある。通信大学で家庭学習が中心だからかもしれない。それもほとんどが理論中心。
先週末の試験はマークシート式が100問出された。60問以上正解で合格。結果は1ヶ月後に出る。前回の試験では簿記の計算問題が多く出題されたのでそれほど感じなかったが、今回のように理論中心になってくると、教科書の隅々から100問出される。今までのサラッと読んで練習問題だけ解いておく、という方法は通用しないような気がする。
そこで今後はサラッと読んでから教科書の隅に日本語でメモを取ることにした。ここで母国語に活躍してもらわないと間に合わない。800ページも読んだら最初の方の内容は忘れてしまうけれど、日本語メモがあれば試験前にサラッと目を通すことができる。この方法でやってみようと思う。
次回試験は10月末。卒業まであと17科目。

Posted by てんも at 11時08分   パーマリンク

2006年08月06日(日)

身分証明証 [タイで生活]

先日用事があってバンコクの領事館に向かった。パスポートやビザの関係で行ったのではなかったので、うっかり「身分を証明するもの」を持参するのを忘れた。
エレベーターの前ですでに身分証の提示を求められた。

少し前までかばんの中に入れっぱなしにしてあったパスポートとワークパーミットはすでにかばんから取り出して大切に保管してある。パスポートのコピーは取ってあったのだけれど、別のかばんに入れてあった。
恐る恐る警備員さんに「身分を証明できるもの、なーんにも持って来てないんですけど・・・」と伝えると、次回からは必ず持って来てくださいね、と念を押してから通してくれた。今度から気をつけよう。

というわけで、改めて考えてみたけれど身分証になるものは一切身につけていない、というのも困ったものだ。
運転免許証はあるけれど、自分の車以外には絶対に乗らない(乗れない)からニ許は車に入れてある。
あとはマクロやトップスなどスーパーの会員証とか、銀行のATMカードばかり。やはりパスポートのコピーは必需品だな、と思った。

Posted by てんも at 23時49分   パーマリンク

2006年08月05日(土)

完熟トマトの真っ赤なラートナー [タイ料理]

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

チョンブリの病院の食堂はとてもおいしい。わざわざ食べに行きたくなるほど。

というわけで、食べてきてしまった。
土曜日なのに(だから?)病院はとても混んでいた。ずらっと並ぶ待合室の椅子には空きがなかった。社会保険も受け入れている病院だからかもしれない。

食堂はそれほど混んでいなかった。ここはボリガーン・トゥアエーン(セルフサービス)という張り紙はあるんだけれど、いつもスタッフの人が丁寧に対応して、ご飯もちゃんと運んでくれる。私立病院らしくスタッフの数が多いからサービスが良くなるのだろうか。

私の大好きなラート・ナー・ムーサップは完熟トマトをたっぷり刻んであるので色が赤い、珍しいラート・ナーである。トマトとたまねぎがたっぷり入っているので「野菜をたっぷり食べた」という満足感が得られる一品。
お値段は一皿30バーツ。

Posted by てんも at 20時39分   パーマリンク

2006年08月04日(金)

暑い国のアイロン [タイで生活]

掃除、洗濯、炊事などの家事は、いい加減ながらもすべて自分達でやっている。(当たり前のことだけど、タイ人の友達には関心される。というのも、タイではメイドさんがいる家庭も少なくないので。)
だけどただ一つ、私がどうしてもできないのが、アイロン。

タイで生活するのにアイロン技は必需品。
でも、ただでさえ暑いのに、アイロンで室内温度を上げ、涼しくするために扇風機使ったりエアコン使ったり、エネルギーの無駄使いにしか思えない。
アイロン大好きなタイの人は、シャツ、制服はもちろんのこと、ジーンズにもTシャツにも、下手すると下着にもアイロンをかけてしまう。
でも私はアイロンが嫌いなので、よほどのことがない限りアイロンはしないでいた。

ある日気まぐれで「アイロンもやってみたら楽しいかも」と取り掛かったことがある。すごく真剣にアイロンだけに取り組んでいたのに、用意してあった7着全てが終了したのは2時間後。時計を見て、呆然とした。なんという時間の無駄!自分が遅いだけなんだけれど、これはダメだと思った。

それ以来、「アイロンはしない」とさらに固く心に誓い、「日本人はアイロンをかけないの」と間違った情報を周囲のタイ人に撒き散らしている。

そんな私が利用しているのが宅配アイロン屋さん。
自宅前に洋服をつるしておくと、取りに来てくれてアイロンした後にまた届けてくれる。大変ありがたいシステム。これで1着7バーツ。49バーツで2時間が手に入ると思うと、ありがたいサービスである。

Posted by てんも at 11時09分   パーマリンク

2006年08月03日(木)

ウコンと体内時計 [タイで生活]

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

ウコン粉末

なかなかすごい実力の持ち主らしい万能漢方・ウコン粉末カプセルをもらったので、さてどうやって飲もうか、と例の本をパラパラとめくってみたら、体内時計という表が出ていた。
普通に飲んでもいいのだけれど、各器官が主役となる時間に飲むと、別の時間に飲むよりも40倍も効果があるのだという。

03.00-05.00 肺 
05.00-07.00 大腸
07.00-09.00 胃
09.00-11.00 脾臓
11.00-13.00 心臓
13.00-15.00 小腸
15.00-17.00 膀胱
17.00-19.00 腎臓
19.00-21.00 心膜
21.00-23.00 総エネルギー
23.00-01.00 胆嚢
01.00-03.00 肝臓

最後に注意書きがあって、ウコンは確かに万能薬でいろいろな効能があるけれども、体の具合が悪いときには「ヤー・ワン・アライ・マーク(ウコンに余計な希望を持ちすぎず)」病院に行って適切な治療を受けなさい、と書いてある。
現代医療を拒否して漢方のみに頼ってはいけない、と説いているのだ。なかなかバランス感覚のある教えだと思う。

油料理を控え、素直な気持ちでパパイヤ茶やきのこ3種スープその他を食す。それが健康の秘訣なんだそうだ。

Posted by てんも at 10時34分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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