2006年08月27日(日)
スーパーのレジの謎 [タイで生活]
むかーし昔、まだ学生だった頃にアルバイトでコンビ二の店員をしていたことがある。
そこで教えてもらった商品の袋詰めは今でも日本のスーパーで買い物をした時に役に立つ。
基本は牛乳など大きいものを先に入れること。重いもの、大きいものから順にかごから取り出し、バーコードを読み取った後に袋に入れていく。一連の流れがスムーズにできるようになれば一人前なのだ。
タイの地元スーパーでは今でもお客さんに商品をかごから出してレジ台に乗せることを要求するところが多い。レジ台にズラーッと並んだ商品の中から似たような商品を選んで袋詰めしてくれる。袋詰めをしてくれるのはありがたいのだが、どうしてレジ台に商品を全て出さないと袋詰めできないのか謎である。
かごから出してまた袋に詰めるのであれば、かごから直接袋に詰めた方が効率がいい。だから私は商品が少ない時などかごをレジ台ノ乗せてしまうのだけれど、レジ係はやはりかごを傾けて全ての商品をかごから出して、そこから袋詰めをはじめる。先日は
「かごから商品を出してください」
と注意された。
商品をレジ台に並べるのはあくまで客の仕事になっているようだった。
そういえば私がタイに来たばかりの時はかばんの持込禁止のスーパーが多かった。客の万引きを防止するために最初から客にかばんを持たせないのだ。スーパーに入場する前にかばんを預けるコーナーがあって、そこで番号札と交換にかばんを預かってもらうシステムだった。店内に持込を許されるのはお財布と携帯電話だけ。
それが外資系のスーパーの進出とともにかばんも自由に店内に持ち込めるようになった。
あと数年もすれば、レジのシステムも変化して、お客さんはレジ台にかごを乗せるだけで良くなるのかもしれない。
Posted by てんも at 08時50分