2006年04月06日(木)
砂山に登って遊んではいけません [アメージングタイランド]
小さい頃、工事現場の近くに地面を掘り出した土が積まれて山になっていた。
親から、近くに寄ってはいけない。ましてや、登って遊んだりしては絶対にいけない、ときつく教えられた。
砂山は、崩れたら中に埋もれてしまって危険なのだと。
それを信じて大人になった。
今、建設ラッシュであちこちに工事用の砂山が出現している。
タイ人は、この砂山で平気で子供を遊ばせている。
小さな子供は楽しそうに砂山に登っている。
ものすごく高い山である。ビルの3,4階まで届きそうな高さで、崩れたら「なだれ」が起きそうな規模である。
子供だけでこの山で遊んでいる。
犬もこの山のてっぺん近くに穴を掘って昼寝している。
砂山が、人々の生活に普通に溶け込んでいるのだ。
そして。
先日砂山に壁画を描くアーティストを発見。
上半身裸、短パンの普通のおっさんである。市場に買い物に来たついでに砂山に落書きして遊んでいるのだ。本業はペンキ屋さんなのかもしれない。
彼はスラスラと砂に絵を描いている。
あまりに見事な絵に、見物人も集まってきた。
翌日同じ場所を通りかかったので、残っていた絵を思わず激写。
ぜひ、拡大してご覧ください。
Posted by てんも at 01時30分