2006年04月15日(土)
ご婦人への道はやはり結構遠いのだった [タイで生活]
今年のテーマはずばり「ご婦人」
白い帽子が似合う、さわやかなご婦人になることが目標。
そこに、この暑さである。
結んでも首の辺りについてしまう長い髪の毛を切りたくなって、美容室に駆け込んだ。
「先生」と呼ばれている貫禄あるおじちゃんが、
「おー、すごい髪の量だ」
と驚きながら、ばっさばっさと数年かけて長くなった髪を数分で切ってしまった。
肩より少し下をイメージして「これぐらい」と伝えた。
たしかに、仕上がりの髪のスソは肩より下だった。
しかし、おじちゃんは、髪の量が多いことを心配してか、髪全体を「ソーイ」してくれた。つまり、すいてくれた。
長年髪を短くしてなかったのでうっかりしていたけれど、私の髪はこれをされるとだめなのだ。
ぬれている時はいいけれど、乾いてくるとブワッと爆発状態。
いわゆる「プム・フー」な状態になってしまう。
それに気づいたのが翌日の朝。
「これはまずい」
すぐに今度は別の美容院に駆け込み、
「ユート・ターウォン」をお願いする。ストレートパーマである。
時間とお金がかかるので、できるならやりたくなかったが、こうなってしまっては仕方ない。
今度は長髪でハンサムなお兄さんが、髪の毛をじっくり観察して
「とても健康な髪ですね」と言ってくれた。
ものは言い様である。
「ポム・ナー ナ」
と言われ続けてきた私にはかなり新鮮で嬉しい言葉だった。
そして、長めの時間をかけてじっくりとパーマ液を浸透させてくれた。
こんな家の近くに、こんなに髪質のことまで考えながらケアしてくれる美容室があったとは、知らなかった。
嬉しい発見である。
完成後、お決まりの注意事項を伝達される。
3日は、シャンプー禁止。髪を水でぬらしてはいけません。
髪をしばっても、耳にかけてもいけません。
・・・そんなこと言われたら、仕事になりません(泣)
4時間で1800バーツの出費。
やはり、ご婦人への道は簡単ではなかった。
Posted by てんも at 23時26分