2008年01月28日(月)
1日のリズム [タイで生活]
1日は24時間。誰にとっても平等なこの時間を、非常に効率的に活用して膨大な量の成果を出す人がいる。
そんな人たちの時間の使い方に関する本を数冊読むうちに、その共通点に気づいた。
どの人も、仕事を「時間で機械的に区切る」ということをしていた。
私は全く逆で、翻訳をしながら「あと1段落で完成する」「あと半ページで終わる」と思うとつい、「区切りのよいところまで」と仕事を続け、その結果昼食の時間が1時2時になることも多かった。
「あと少しで完成する」仕事を機械的に終了させるには勇気がいる。やりかけの仕事をいったん中断した後に再開するのは効率が悪いような気がするからだ。だから時間割を作成していても、それを守れずついつい「あと少し」と思っていた。
しかし、この仕事のやり方だと効率が落ちていることに自分で気づかない場合が多い。それに気づいたのは実験的に「機械的に時間を区切る」ことを実践してみてから。
野菜料理に時間をかけるようになって、今までのような仕事のやり方では通用しなくなったので、試しに実践してみた。
「加速力」で成功をつかめ! で齋藤孝先生も言っている。
「メリハリをつけるためには制限時間を設け、集中する時間を区切った方がいい。」
「たとえば私は手帳に、集中する二時間を赤で書き込むようにしている。二時間だけ頭をフル回転させれば、あとはその余熱でどうにかなる。」
2時間後に別の予定を入れておけば、「絶対に時間内に完成させる」という強い意志を持って取り組むことができる。そのメリハリが大切なようだ。
Posted by てんも at 11時01分