2006年05月08日(月)
ジャスミンティとウーロン茶 [タイ料理]
近所に飲茶のお店ができたのは、もう1年も前のことだと思う。
その店の看板は、飲茶からたつ湯気をモチーフにして丸い円を重ねているのだけれど、なぜか茶色なので、私はずっとコーヒー屋さんだと思っていた。だから立ち寄ったことはなかった。
しかし、通りに面して大きな「ティムサム(飲茶)」という看板を出すようになり、ようやく私にもお店の正体が分かった。
そこでさっそく行ってみた。
タイの地方で飲茶と言ってもぴんと来ないけれど、シーフードが簡単に手に入る海辺の町で、エビやカニの身を使用した団子やシューマイが美味しく作れるのは当たり前のことだった。
そして、何気なく頼んだウーロン茶に感動。
家でも熱々のお茶を口にすることはあったけれど、緑茶だけ。ウーロン茶は久しぶり。
口に含んだとたん脂肪分の分解が始まりそうな、ほのかな渋味と酸味。体中でお茶を吸収した、という充実感があった。
食後数時間しても、ウーロン茶ののど越しが忘れられず、その後も、お茶が飲みたくてその飲茶に通ってしまったほど。
たびたび付き合わされる飲茶に閉口したぷーちゃんが職場のお茶好き先生に「これはおいしい」と教えてもらい、ウーロン茶葉を買ってきてくれた。
ウーロン茶が並ぶお茶売り場には、100g100バーツ台のお茶の葉が並んでいるが、これは100g350バーツする。売り場の最高級品である。
精選・極品 中国福建烏龍茶 高山茶
と書いてある。
一口飲んで、叫んでしまった。
「お店のと同じだ!」
香りも味も、申し分ない。さすがお茶好き先生推薦である。
ついでなので、ジャスミンティも購入。こちらももちろん、良い香り。
楽しいお茶生活が始まった。
Posted by てんも at 08時09分