タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年11月13日(月)

薬の効き目 [タイで生活]

腰痛完治。
腰の痛みは、炎症を鎮める薬を一粒飲んだらぴたりと収まった。

でも薬は3日続けて飲まないといけない、ということなので昨日まで飲み続けた。
タイの薬にはこういう周期が決まっているものが結構ある。抗生物質の類に多いらしいのだけれど、「治った」と思って勝手に薬を飲むのを中止してしまうと、完全には殺せなかった菌が後で復活するのだそうだ。
しかもそういう菌は薬に対する抵抗力をつけてしまうので、再発の際には以前飲んだ薬では効かなくなってしまう。
そしてさらに強い薬を飲まなくてはいけなくなる。

そういう怖いことになってしまうので、薬に設定された周期は守らなくてはいけない。
と、いろいろなタイ人に教えられた。

私は普段からあまり薬を飲まないほうなので、たまに飲むとものすごい効く。
これからは腰痛防止を意識した運動もしようと思う。

Posted by てんも at 09時56分   パーマリンク

2006年11月12日(日)

タイ人の秘密 [アメージングタイランド]

タイは年長者を敬う。そして子供はどんなに大きくなっても母親を大切にする。
なぜか、ということは考えたことはなかった。タイはそういう国なのだ、と思っていた。

しかし、母親に対する特別な愛情を子供に植え付ける仕組みがきちんと存在しているようだ、ということを知った。

何のきっかけか、スタッフが子供の頃学校で体験したお坊さんのお説教について語ってくれたのだ。

全校お泊り合宿の際、招かれたお坊さんが子供たちに向かってお話をしたらしい。最初は面白い話ばかりで子供たちはみんな笑い転げながらお坊さんの話に引き込まれていく。
ところがだんだん、話がお母さんに関するものになっていく。

「お母さんはいかにあなたたちを愛しているか」
「お母さんはあなたたちにどれほど多くのものを与えてくれたか」

などなど、子供たちの心に「お母さん」のありがたさを沁み込ませるような話が続く。ご丁寧にバックに美しくも悲しい音楽まで流されると、多感な子供たちは一斉に涙を流すらしい。
「どうして泣いたのか自分でも理由の分からない涙が滝のように流れました。でも全然恥ずかしくなかった。だってその場にいた全員が泣いてたんだから」

その場でお母さんに会いたくなったり、お母さんの「偉大さ」を実感したり、さまざまな気持ちが混ざって、涙という形で現れたらしい。
このお泊り合宿には、泊まりではなく授業の合間に学校にお坊さんが来て出張説教するパターンなどもあるらしいが、とにかく公立学校に通うほとんどのタイ人はこの涙を経験しているらしい。

なんだなんだ。こういう洗脳を受けているから、タイ人は皆お母さんを大切にするのか。タイ人の秘密を一つ知ってしまった気がした。

Posted by てんも at 09時05分   パーマリンク

2006年11月11日(土)

製造物責任法 [タイで生活]

ご近所さんが緊急入院した。自宅の門が倒れてきて下敷きになったのだ。

お腹が出ていたために、それがクッションとなって胸の骨折は免れたという落語のようなオチがついているけれど、一時は生死の境をさまよったらしい。鼻は複雑骨折、頭部も強打してICUに入った。

なぜ門が倒れてきたのか?
門を開閉するときに門のレールに木の枝が挟み込まれたので、それを引き抜いたところ門がレールから外れて倒れてきたというのだ。
実はこういう事故はたまに起こっているという。そして多くの場合下敷きとなった人は命を落としているという。ご近所さんはまだ幸運だったのだ。

だから、門は危ないので気をつけるように。

とモーリさんに教えてもらった。

タイの人は製造者の責任だとか、商品の回収なんてことは期待できないことを知っている。だから他人に対策を期待する以前に自分たちで自分たちの身を守ろうと考える。
それはそれでとても大切な考え方。
でも、「まさか」という欠陥を抱えている危険な商品はタイ人にとっては常識でも、それを知らない外国人にとっては予知できないではないか。
野生の勘を研ぎ澄ますしかないのだろうか。

Posted by てんも at 07時34分   パーマリンク

2006年11月10日(金)

不本意な腰痛 [タイで生活]

急に腰痛になってしまった。
ここ数日の行動を振り返ってみても、特に重いものを持ったわけでもなく、腰をひねったわけでもない。
重いものは持っているのだけれどそれはいつものことなので、ここ数日に限ったことではない。

心当たりもないのに突如始まった痛みというのは、ものすごく不本意である。
結構痛くてまともに歩けない。正常な姿勢で歩くと痛いので、痛くない姿勢で歩く。その姿勢というのが普段はしないような変な格好なので、普段使わない筋肉まで筋肉痛になって腰痛に拍車をかけている気がする。

寝転がって体を伸ばすと非常に気持ちがよくて、そのまま寝てしまいたくなる。でも起き上がると結構つらい。

椅子に座る姿勢も結構痛い。仕事にならない。
仕方ないのでモーリさん(夫母)にヘルプを求めると、張り切って薬を持ってきてくれた。(優しい人なのだ)

炎症を鎮める薬と痛み止めのセット。
結構迫力のある薬である。注意書きに食事の直後に服用し、服用後は大量の水を飲むこと。とある。
ドーム・ナーム・ターム・マクマーク である。
わざわざこういう注意書きがあるってことは相当強い薬なんだろう。
週末はおとなしくしていようと思う。

Posted by てんも at 11時14分   パーマリンク

2006年11月09日(木)

タイヤの空気 [タイで生活]

画像(320x240)・拡大画像(640x480)

車のタイヤがフニャッとしていた。もしかして穴が開いているか?と思い、タイヤ屋さんに持って行った。

さっそくタイヤを外して水の中に入れて調べてくれたけれど、穴は発見できなかった。なのでしばらく様子をみることにした。

穴を調べるために使ったのが、井戸のような形をした水深70Cm程度の水溜め。
水をためるまでに時間がかかるのなんの。
15分は待ったような気がする。

日本でも同じようにしてタイヤをチェックするのだろうか?タイヤの修理をすること自体、日本ではあまり見かけたことのない作業かもしれない。

Posted by てんも at 11時58分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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