2006年11月16日(木)
きゅうりのソムタム [タイ料理]
自慢じゃないけれど、辛い料理は苦手だ。
トムヤムクンを頼むときだって唐辛子は別にしてもらっている。
だけれどソムタムは大好き。
ソムタムが辛くなくてはいけない、と誰が決めたのか。辛くなくたっておいしいソムタムはできるのだ。
私の行き着けのソムタム屋さんはわざわざ言わなくてもちょうどいい辛さに仕上げてくれる。私の定番は唐辛子3つ。
それでも十分辛い。なにしろ前の人の辛味が残っているクロックで作るから、唐辛子を入れないで作ってもらったって多少の辛さは残るほどだ。
ソムタムにはいろいろな種類があって、今日食べたのはきゅうりのソムタム。その名もソムタム・テーン。ちなみにツウはタム・テーンと呼ぶ。
冷やしたきゅうりのソムタムは常温のパパイヤのソムタムとはまた違うスッキリシャッキリなお味。
ちなみにカニはプー・ダムではなくプー・マーを選んでみた。
値段はもちろん20バーツ。
Posted by てんも at 00時36分 パーマリンク
2006年11月15日(水)
運命の出会い [タイで仕事]
印刷関連の仕事に興味があって、機会があるごとにいろいろな印刷会社の人に話を聞いてきた。
興味の中心は2つ。
1)ちゃんとイメージ通りの色に仕上げてくれるか、という色の問題。
2)品質が良いことはもちろん、問題が発生したときにきちんと対応してくれる会社かどうか、という責任の問題。
近所にある名刺やインボイスなどの印刷中心の小さな会社では、
「色はもちろん混ぜてるよ。基準通りの色を出すような仕事してたら赤字だよ」
とあからさまに教えてくれた。これはこれで、店の方針としてそういう仕事のやり方で、提示する料金にお客が満足しているのならばいいのだろう。ただ、うちが求めている店ではなかった、ということだ。
オンラインで探した印刷会社は、最初の対応はとても良かった。まずは見本を送ってくれるところも約束通り。
ただし、見本の内容がページが飛んでいたり、逆になっていたり、と「なぜこんなことに?」と謎な出来栄えだった。修正ポイントを伝えて正式に印刷してもらったが、出来上がってきたものは修正点が反映されていなかった。
修正されていないよ、と言うと、もう作ってしまったのでお金を払ってもらわないと困る、と言う。
修正ポイントを送ったものの、修正ポイントを指示している文書の意味が良く分からなかったらそのまま印刷した、という会社もあった。
でも負けるもんか。どこかに絶対、私達が求めている会社があるはず。そう思って気長に探してきた。そろそろ、運命の出会いの予感。
仕事のパートナーとしてお付き合いできる会社との出会いの瞬間は、最高にエキサイティングだ。
Posted by てんも at 10時07分 パーマリンク
2006年11月14日(火)
豆腐発見 [タイで生活]
腰がまだ不安なので、湿布を買いに市場近くの薬局に行った。
朝は8時から会社なので、なかなか市場で買い物をする余裕がないのだけれど、ついでなので久しぶりに野菜を見に行ってみた。
そうしたら嬉しいことに、豆腐を発見した。
ここで豆腐を売っているなんて知らなかった。
普段は朝の6時か夕方に来るので、8時台の市場は初体験。
市場っていうのは時間帯によって出店する屋台が入れ替わるので、その時間、その時間の顔がある。
聞くとやはり豆腐屋さんはこの時間帯のみ売っているのだとか。
表面は木綿のような模様が入っているけれど、断面はツルツルの絹ごし豆腐。さて、どうやって食べようか。
Posted by てんも at 11時34分 パーマリンク
2006年11月13日(月)
薬の効き目 [タイで生活]
腰痛完治。
腰の痛みは、炎症を鎮める薬を一粒飲んだらぴたりと収まった。
でも薬は3日続けて飲まないといけない、ということなので昨日まで飲み続けた。
タイの薬にはこういう周期が決まっているものが結構ある。抗生物質の類に多いらしいのだけれど、「治った」と思って勝手に薬を飲むのを中止してしまうと、完全には殺せなかった菌が後で復活するのだそうだ。
しかもそういう菌は薬に対する抵抗力をつけてしまうので、再発の際には以前飲んだ薬では効かなくなってしまう。
そしてさらに強い薬を飲まなくてはいけなくなる。
そういう怖いことになってしまうので、薬に設定された周期は守らなくてはいけない。
と、いろいろなタイ人に教えられた。
私は普段からあまり薬を飲まないほうなので、たまに飲むとものすごい効く。
これからは腰痛防止を意識した運動もしようと思う。
Posted by てんも at 09時56分 パーマリンク
2006年11月12日(日)
タイ人の秘密 [アメージングタイランド]
タイは年長者を敬う。そして子供はどんなに大きくなっても母親を大切にする。
なぜか、ということは考えたことはなかった。タイはそういう国なのだ、と思っていた。
しかし、母親に対する特別な愛情を子供に植え付ける仕組みがきちんと存在しているようだ、ということを知った。
何のきっかけか、スタッフが子供の頃学校で体験したお坊さんのお説教について語ってくれたのだ。
全校お泊り合宿の際、招かれたお坊さんが子供たちに向かってお話をしたらしい。最初は面白い話ばかりで子供たちはみんな笑い転げながらお坊さんの話に引き込まれていく。
ところがだんだん、話がお母さんに関するものになっていく。
「お母さんはいかにあなたたちを愛しているか」
「お母さんはあなたたちにどれほど多くのものを与えてくれたか」
などなど、子供たちの心に「お母さん」のありがたさを沁み込ませるような話が続く。ご丁寧にバックに美しくも悲しい音楽まで流されると、多感な子供たちは一斉に涙を流すらしい。
「どうして泣いたのか自分でも理由の分からない涙が滝のように流れました。でも全然恥ずかしくなかった。だってその場にいた全員が泣いてたんだから」
その場でお母さんに会いたくなったり、お母さんの「偉大さ」を実感したり、さまざまな気持ちが混ざって、涙という形で現れたらしい。
このお泊り合宿には、泊まりではなく授業の合間に学校にお坊さんが来て出張説教するパターンなどもあるらしいが、とにかく公立学校に通うほとんどのタイ人はこの涙を経験しているらしい。
なんだなんだ。こういう洗脳を受けているから、タイ人は皆お母さんを大切にするのか。タイ人の秘密を一つ知ってしまった気がした。
Posted by てんも at 09時05分 パーマリンク
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