2007年01月14日(日)
生命のバカ力 [タイで生活]
一度読んで面白かった本は何度か読み返すようにしている。その度に前回は気づかなかったところが気になったりする。
仕事の合間に去年読んだこの本をパラパラしてみた。
「私たちの遺伝情報はほとんど眠っているのです。そうすると、眠っているよい遺伝子をONにして、起きている悪い遺伝子をOFFにすることができれば、私たちの可能性は飛躍的に発展するのです。」
良い遺伝子をONにする方法がいろいろ載っていた。
今回気になった部分は、主題とあまり関係ない豚肉の話。
人間が豚の肉を食べても、豚の肉にならず、人間の肉になるのはなぜか。
それは豚のたんぱく質が構成成分であるアミノ酸に分解され、このバラバラになったアミノ酸からもう一度、遺伝子の指示を受けた酵素の働きによって人間の身体を形成しているタンパク質を合成しているからなのだ。
食事をすると、体の中で遺伝子レベルでなにやら行われているらしいのだ。本人も意識していないのに、人間の身体は偉い。
Posted by てんも at 10時29分