2007年01月12日(金)
年越しクリスマスツリー [アメージングタイランド]
お正月休みも終わり、そろそろ完全に日常生活が戻って来た今日この頃。スーパーでもコーヒーショップでも、聞こえてくるのはなぜか「ジングルベル」
クリスマスツリーはその美しさを愛で、名残惜しみながら来年までのお楽しみとして片付けるのが「いとをかし」なのである。
それをこともあろうに、年も明けて1月中旬になろうというのにまだ飾ってある。
ツリーだけでなく店内音楽もまだクリスマスソング。
この季節感のなさは一体どういうことか。
「だってきれいでしょ?すぐに片付けたらもったいないじゃない」
とタイ人の友人は笑う。
たしかに私はタイのこのおおらかさも好きなんだけど。
Posted by てんも at 00時03分 パーマリンク
2007年01月11日(木)
黄金もち [タイで生活]
去年末は日本からのお客様にお餅をいただくことが多かった。
「そろそろお正月だからお餅くらい食べたいでしょ」と、わざわざスーツケースに入れて持って来てくれたのだ。
しかも、海苔と一緒とか、アンコと一緒とか、セットで持って来てくれる。この心遣いが泣けるじゃないか。
おかげさまで新年から何回もお餅が食卓に上った。
中でもこのQUEEN'S ISETANの黄金もちは、尋常ではない素晴らしさだった。
歯ごたえが最高なのだ。「もっちりもちもち」なのだ。
私がもし新製品の開発担当だったら、この食感を出せた時点で「完成だ!!」と叫んでいたに違いない。
このお餅は日本の主婦の間でも評判となっていることだろう。おいしいお餅の存在を教えてくれたお客様に感謝である。
Posted by てんも at 00時06分 パーマリンク
2007年01月10日(水)
赤オクラのタイ語 [タイで生活]
先日の「オクラ騒動」で、タイ語では普通のオクラを「ガジアップ」
ローゼルを「ガジアップ・デーン」と呼んでいることが分かった。
じろちょーさんのご指摘で、「では赤いオクラのことは何と言うのだろう」という疑問が浮かび上がった。
ガジアップはオクラの意味
デーンは赤いという意味。
普通なら赤オクラをガジアップ・デーンと呼びそうだけれど、ガジアップ・デーンはローゼルを指している。
では、赤オクラは??
気になったので、スタッフに聞いてみた。
「オクラって知ってる?」
「はい、知ってます。茹でてナムプリックにつけて食べるやつですね」
ナムプリックというのは、味噌のような、タレのような存在で、もちろん辛い。彼女にとってオクラはナムプリックのお供という認識らしかった。
私にとっては新鮮なオクラの認識である。
「あれの赤い色があるんだけど、なんて呼ぶか知ってる?」
写真を見せるとスタッフの目がキラリと光った。
「おー、これは!!」
「知ってるの?」
「こういう形状の野菜はやっぱり茹でてナムプリックで食べるとおいしいと思います!!」
おーい・・・。
Posted by てんも at 00時15分 パーマリンク
2007年01月09日(火)
本棚を購入 [タイで生活]
去年は仕事で利用する資料や辞書がどんどん増えて、狭いオフィスがさらにせまーく、辞書の置き場があちこちに散らばって困った状態だった。
年が明けてようやく本棚を購入。
なかなかできな「でいた資料の整理も、棚が来てしまえば強制的にやらざるを得ない。急遽仕事をストップさせて全員でオフィスの模様替え。
おかげで明るく、広く感じるようになった。これで多分1年間は本の置き場に困ることはないと思う。
Posted by てんも at 05時33分 パーマリンク
2007年01月08日(月)
オクラ騒動 [タイで生活]

ガジアップ・デーン(ローゼル)の花。
夜遅く、日本留学経験のあるタイ人の友人から電話で、「ナム・ガジアップ」は日本語でなんと言うのだと聞かれた。
いきなりなんのこっちゃ、と思ったら、同じく日本留学経験のあるラオス人と飲んでいて、なぜか「ナム・ガジアップ」の話になったらしい。ところがそのラオス人はいくらタイ語で説明しても「ナム・ガジアップ」が分からないという。
だから仕方ないので日本語で説明をしたいのだ、ということだった。
確かに、日本留学経験のあるタイ人とラオス人は日本語を媒体としてもコミュニケーションできるのである。
それでナム・ガジアップなのだけれど、これは私の健康オタク仲間であるモーリさん(夫母)がたまに「体にいいから飲みなさい」と差し入れてくれる甘酸っぱい赤いジュースである。
しかし、これを日本語でなんと呼ぶかなんて考えたことがなかった。困った。
そこでウェブサイトと辞書で調べてみると、そういえばガジアップはオクラだった。
ガーン。ガジアップとナム・ガジアップが頭の中で全く結びついていなかった。
しかし、あの緑色のオクラからあんな赤いジュースができるのであろうか。タイ語サイトで調べるとナム・ガジアップはガジアップ・デーンで作るのだという。デーンは赤色。
つまり、赤いオクラである。赤いオクラなどあるのか!?と半信半疑で今度は日本のサイトを確認すると、あったあった。
「赤オクラ」という赤いオクラがあるのだった。
そうか、赤いオクラの花からできいていたのか・・・。
さっそく友人にオクラだと伝える。
友人は、「あー、そうだそうだ、オクラだ。サンキュー」と電話を切った。
しかし、何か腑に落ちず、引き続き日本語サイトを調べていると、ナム・ガジアップは赤オクラの花ではなく、ローゼルという花から作っているらしい。
オクラもローゼルもハイビスカス属で仲間であり、ローゼルティーは別名ハイビスカス・ティーと呼ばれていることも分かった。
タイ語ではオクラをガジアップ
ローゼルをガジアップ・デーン
と呼んでいるのであった。
そうか、あのモーリさんが作ってくれるジュースはアイス・ハイビスカス・ティーだったのか・・・ナム・ガジアップのイメージが大幅アップである。
それにしても、ハイビスカス・ティーを「赤オクラのお茶」と説明されてしまったラオス人は、ナム・ガジアップを正しく理解できただろうか・・・
Posted by てんも at 00時49分 パーマリンク
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