2007年12月14日(金)
財務3表一体理解法 [読書の記録]
財務3表とは、もちろん「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」のこと。そのそれぞれが、どうやってつながっているのかを図で解説してある。
簿記を勉強しなくても会計がわかる! が宣伝文句だったけれど、簿記を勉強中の身にも復習をかねて非常に勉強になった。
たとえば、事務用品を5万円分現金で購入した場合に、貸借対照表の右側の借入金も資本金も変化しないのに、左側は現金が5万円少なくなって左右がバランスしなくなる。
これをどう考えたらいいのか、そんなことが解説されている。会計の勉強をスタートさせた時に読んでいたら、もっと楽に会計の基礎が理解できただろうと思った。
最後の章では、税効果会計や債務の株式化など、新しいキーワードについても図で解説されていて、「なるほど!」と納得することができた。
Posted by てんも at 06時23分