2007年12月15日(土)
脳が冴える15の習慣 [読書の記録]
現代人を取り巻く環境の中で、10年前と今とでもっとも変わったことは何か。
その最大の一つは「小さな平面を見ている時間が長くなった」ということだという。
ここですでにギクリ。
仕事とはいえ、一日中パソコンの前に座っている自覚がある私には、非常に気になる情報満載だった。
「長時間パソコンに向かって作業をしたり、何時間も続けてテレビを見たりした後、外にでてみると、周囲の風景がガチャガチャと雑然として見えてしまい、情報がうまく取れない不安を感じる。
これは、長時間画面に集中していたために、その角度、距離感から、視覚的注意の向け方が変わりにくくなっているためだと考えられます。」
たしかに、外出時に遠近感がうまくつかめずフラフラすることがよくある。
「このこと事態は一時的な現象で、脳機能の低下とは関係ありません。ところが、目を動かさない時間があまりにも長い生活を毎日、何ヶ月も続けてしまうと、簡単には戻らなくなるということが起こり得ます。」
さらにギクリ。これは大問題である。自覚症状があるだけに、なんとかしなければ。解決策は目のフォーカス機能を使うことだという。
意識して思い切り遠くを眺める、思い切り小さな世界に焦点を合わせる。そうやってダイナミックに目を動かしていると、脳のフォーメーションもダイナミックに切り替わり、思考に柔軟さが出てくるという。
たしかに、遠くを見るだけでも脳を内側からマッサージされているような心地よさを感じる。目を動かすことを心がけようと思う。
Posted by てんも at 00時42分