2008年10月08日(水)
共通している大切なこと [タイで生活]
先日バンコク伊勢丹の紀伊國屋書店で購入した2冊の本はそれぞれ内容が異なっていた。
「脳を活かす仕事術」は、生命を輝かすための脳の活用法について、
「数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本!」は、日常生活や経済を理解する上でも役に立つ数学的思考力についてそれぞれ解説されていた。
それなのに、この2冊の本に書かれていることには共通点があった。
その共通点について「脳を活かす仕事術」では、
【「わかる」を「できる」に変える方法】として紹介していた。
「数学的思考力」では、
【「分かったつもり」から抜け出す習慣は?】として紹介していた。
たまたま書店で並んでいて、たまたま両方とも興味のある分野だったので手に取ったのだけれど、その2冊に共通点があった。
これはきっと偶然ではなくて、「本当に大切なことはそんなにたくさんはない」ということのだ。中心にある「大切なこと」を出発点に、それぞれの分野の大切なことへと話が発展していくのだ。大事なポイントの一つにたどり着いた気分に、頬がゆるんでしまった。
Posted by てんも at 00時33分 パーマリンク
2008年10月07日(火)
ろうそくユラユラ [タイで生活]
10分程度の停電ならば珍しくないのだけれど、先日のは長かった。しかも外が暗くなってからだ。
当然のことながら、家の中も真っ暗。
こういう時のために用意してある懐中電灯の明かりを頼りにロウソクに火をともす。
ロウソクの光以外、何も見えない。
昔の人は、ロウソクの明かりの下で読書していたのだ。本当にそんなことができたのだろうか。
電気がないと部屋が暗いだけでなく、炊飯器も電子レンジも電気コンロも使えないのでご飯が作れない。
15分経過してもまだ電気がこない。
あまりに暇なので、床に寝てみた。
いつの間にか目が慣れて、ロウソクの明かりだけで十分に室内が見渡せるようになった。これならば読書も可能な気がしてきた。静寂に包まれて、穏やかな気持ちになる。
廊下から入る風に揺られて、ロウソクの明かりがユラユラ揺れる。
たまにはこんな静かな時間も良い。
薄明かりの中じっとしていると、眠くなってきた。
もう今日はこのまま寝てしまおうか、そう思った時にチカチカと電灯が付いた。電気が来たのだ。部屋にいつもの明るさが戻る。
たまには間接照明のほのかな明かりの中でリラックスしてみようかと思えた貴重な体験だった。
Posted by てんも at 00時56分 パーマリンク
2008年10月06日(月)
ガソリンが下がる [タイで生活]
少し前まで、ガソリン価格のニュースといえば
「明日50サタンの値上がり」というような値上がりニュースだった。
それを聞いた人はその日のうちにガソリンを満タンにしていた。
しかし最近のニュースはこれとは反対。
「明日から40サタン値下がりする」という値下がり予告だ。
この場合、ガソリン給油は翌日に延期する方がお得だ。
短期間で正反対の報道がされるようになったので、ニュースキャスターもうっかり間違えることがある。
「明日ガソリンがまた値下げしますので、皆さん今日のうちに給油しておきましょう」
「いえ、違いますね。明日値下がりしますので、明日になってから給油しましょう」
「あ、そうでした」
というようなやりとりを見かけた。
明日以降のガソリン価格(首都圏)
ベンジン91は34.19バーツ
ディーゼルは29.54バーツ
Posted by てんも at 00時54分 パーマリンク
2008年10月03日(金)
ギンジェーなので [タイで生活]
なじみのナムトーフー(豆乳)屋さんは、ギンジェー(菜食)の時期は「菜食の人が食べられる料理の印」として黄色い三角の旗を立てる。
この時期、売り上げがいつもより良いのだそう。それでなくても固定客がついているのに、普段はあまりナムトーフーを食べないお客さんが、ギンジェー期間のおやつとして食べるので、いつも以上のお客さんで嬉しい悲鳴らしい。
普段は15時に売り始めて22時頃まで売る。
でも最近は21時には売り切れてしまうのだとか。
仕込みが大変なので、売る量は増やさず売り切れたらそれでおしまい。
ところでジェーを売ってるおじさん自身は、ギンジェーしないそうだ。「普段から野菜を食べているからね」私もモーリさんも同じだ。今日はモーリさんと一緒にソムタムを食べてしまった。
今年のジェーは10日まで。
Posted by てんも at 00時33分 パーマリンク
2008年09月30日(火)
タイ紀伊國屋の本の値段 [タイで生活]
先日気がついたのだが、バンコク伊勢丹の6階にある紀伊國屋書店は新刊のビジネス書が安い。
決して売れ残った本の在庫処分という訳ではない。2冊とも2008年9月発行である。
左側の「脳を生かす仕事術」など9月24日発行。できたてホヤホヤである。
481バーツの20%引きで1231円。(1バーツ約3.2円)
日本国内の税込み価格1155円と比較すると、100円も違わないのだ。新刊本は空輸していると思うのだけれど、一体どういう仕組みになっているのだろう。
日本から飛行機で重い本を運んだり、アマゾンで注文して送料を加算されたりすることを考えると、新刊本が日本と変わらない価格で入手できるのは非常にありがたい。
紀伊國屋の海外店舗はアメリカ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、オーストラリア、台湾そしてタイ。
海外で生活する本好きな人々の心のオアシスとして、これからもずっとずっとそこにあり続けて欲しい。
Posted by てんも at 00時58分 パーマリンク
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