2008年10月09日(木)
結婚とマイホーム [タイで生活]
スタッフが家を買うという。
先に家を購入した同級生の家の近く。現在建築中の分譲住宅である。2階建ての3LDKで庭付き。敷地面積132平方メートルで140万バーツ、約420万円。純粋な一戸建てではなく、敷地も住宅も片側が隣の住宅とくっついている。2軒でひとまとまりになっているタイプの物件をタイ語で「バーン・フェート」というらしい。
来年に不動産売買にかかる税金が改訂されるのでそれまでに契約を終わらせたいと、真剣である。今更ながらお小遣い帳までつけはじめた。
スタッフによると「住宅ローンを組む際に毎月の返済額は給与の6割を超えないこと」というのが銀行のローン審査の目安らしい。彼女の給与では残念ながら足りない。一人の給与で足りない場合、恋人と二人分の給与でローンを組むことがある。恋人同士のままではダメで、婚姻する必要がある。
だから、先に婚姻届を提出するかもしれないという。
「家を購入するために結婚する」という順番が不思議だけれど、「1階にも2階にもトイレがあって、親や親戚が遊びに来たときにみんなで1階に寝てもらえる」と親孝行な夢に目を輝かせている彼女を見ると、今年のボーナスたっぷり出せるといいな〜と、仕事にも力が入るのであった。
Posted by てんも at 08時15分 パーマリンク
2008年10月08日(水)
共通している大切なこと [タイで生活]
先日バンコク伊勢丹の紀伊國屋書店で購入した2冊の本はそれぞれ内容が異なっていた。
「脳を活かす仕事術」は、生命を輝かすための脳の活用法について、
「数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本!」は、日常生活や経済を理解する上でも役に立つ数学的思考力についてそれぞれ解説されていた。
それなのに、この2冊の本に書かれていることには共通点があった。
その共通点について「脳を活かす仕事術」では、
【「わかる」を「できる」に変える方法】として紹介していた。
「数学的思考力」では、
【「分かったつもり」から抜け出す習慣は?】として紹介していた。
たまたま書店で並んでいて、たまたま両方とも興味のある分野だったので手に取ったのだけれど、その2冊に共通点があった。
これはきっと偶然ではなくて、「本当に大切なことはそんなにたくさんはない」ということのだ。中心にある「大切なこと」を出発点に、それぞれの分野の大切なことへと話が発展していくのだ。大事なポイントの一つにたどり着いた気分に、頬がゆるんでしまった。
Posted by てんも at 00時33分 パーマリンク
2008年10月07日(火)
ろうそくユラユラ [タイで生活]
10分程度の停電ならば珍しくないのだけれど、先日のは長かった。しかも外が暗くなってからだ。
当然のことながら、家の中も真っ暗。
こういう時のために用意してある懐中電灯の明かりを頼りにロウソクに火をともす。
ロウソクの光以外、何も見えない。
昔の人は、ロウソクの明かりの下で読書していたのだ。本当にそんなことができたのだろうか。
電気がないと部屋が暗いだけでなく、炊飯器も電子レンジも電気コンロも使えないのでご飯が作れない。
15分経過してもまだ電気がこない。
あまりに暇なので、床に寝てみた。
いつの間にか目が慣れて、ロウソクの明かりだけで十分に室内が見渡せるようになった。これならば読書も可能な気がしてきた。静寂に包まれて、穏やかな気持ちになる。
廊下から入る風に揺られて、ロウソクの明かりがユラユラ揺れる。
たまにはこんな静かな時間も良い。
薄明かりの中じっとしていると、眠くなってきた。
もう今日はこのまま寝てしまおうか、そう思った時にチカチカと電灯が付いた。電気が来たのだ。部屋にいつもの明るさが戻る。
たまには間接照明のほのかな明かりの中でリラックスしてみようかと思えた貴重な体験だった。
Posted by てんも at 00時56分 パーマリンク
2008年10月06日(月)
ガソリンが下がる [タイで生活]
少し前まで、ガソリン価格のニュースといえば
「明日50サタンの値上がり」というような値上がりニュースだった。
それを聞いた人はその日のうちにガソリンを満タンにしていた。
しかし最近のニュースはこれとは反対。
「明日から40サタン値下がりする」という値下がり予告だ。
この場合、ガソリン給油は翌日に延期する方がお得だ。
短期間で正反対の報道がされるようになったので、ニュースキャスターもうっかり間違えることがある。
「明日ガソリンがまた値下げしますので、皆さん今日のうちに給油しておきましょう」
「いえ、違いますね。明日値下がりしますので、明日になってから給油しましょう」
「あ、そうでした」
というようなやりとりを見かけた。
明日以降のガソリン価格(首都圏)
ベンジン91は34.19バーツ
ディーゼルは29.54バーツ
Posted by てんも at 00時54分 パーマリンク
2008年10月05日(日)
生放送直後に大暴れ [タイのニュースから]
バンコク知事に立候補しているチューウィット氏が、生放送のニュース番組でインタビューを受け、放送終了直後にキャスターに殴りかかる、という事件が起きた。
私がモーリさんと一緒に平和にソムタムを食べていた時である。
殴られたのはウィサーンというニュースキャスター。ソフトな声でややこしい問題を簡潔にまとめることができる人で、その人がインタビュー相手を怒らせて殴られた、というのは意外なニュースだった。耳の下に痛々しい傷跡が見える。
その時のインタビュー映像を見ると、確かにいつものウィサーンのスマートな口調ではなかった。相手に立腹していることは明らかで、インタビューの最後はチューウィットに番組出演のお礼を述べることもせず、「この人が真実を語っているかどうか、裏の顔があるかどうかは、視聴者に判断をゆだねたいと思います」と、一方的に会話を終了させてしまった。
選挙を控えた立候補者としては相当なダメージだ。チューウィットが怒るのも不思議ではない。
この事件について、タイ国民の間では「暴力を振るうこと自体言語道断」というチューウィット批判派、「公正なインタビューとはいえなかった」というウィサーン批判派、「どっちもどっちだ」という喧嘩両成敗派に意見が分かれているようだ。注目のバンコク知事選挙は本日。
Posted by てんも at 10時44分 パーマリンク
【 過去の記事へ 】