2008年10月01日(水)
脳を活かす仕事術 [読書の記録]
「崖の上のポニョ」の宮崎駿監督の特集番組を見たら、インタビューされている宮崎監督よりも、インタビューしている人の方が気になった。アナウンサーや芸能界にいる人の様な華やかさがなく、非常に地味なのだ。「脳科学者」という肩書きとともに、その異質な存在が印象に残った。それが茂木先生との遅い出会いだった。
仕事術の本なのに、最初の数ページ目に思いもかけず「生きること」の定義が出てきた。
【「生きる」とは、仕事を含めて、自分の人生を通して「生命の輝き」を放つことなのです。】
「生命の輝き」という言葉にクラリ。
脳は身体の一部なので、筋肉と同じように、鍛えれば鍛えるほと強くなり、より上手に扱えるようになるそうだ。
脳をコントロールするコツ、ネガティブな感情を扱うコツ、ストレスに強くなるコツ。脳の専門家のアドバイスには説得力がある。
茂木先生のおかげで、自分の未来像に新たなイメージが加わった。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2008年09月30日(火)
タイ紀伊國屋の本の値段 [タイで生活]
先日気がついたのだが、バンコク伊勢丹の6階にある紀伊國屋書店は新刊のビジネス書が安い。
決して売れ残った本の在庫処分という訳ではない。2冊とも2008年9月発行である。
左側の「脳を生かす仕事術」など9月24日発行。できたてホヤホヤである。
481バーツの20%引きで1231円。(1バーツ約3.2円)
日本国内の税込み価格1155円と比較すると、100円も違わないのだ。新刊本は空輸していると思うのだけれど、一体どういう仕組みになっているのだろう。
日本から飛行機で重い本を運んだり、アマゾンで注文して送料を加算されたりすることを考えると、新刊本が日本と変わらない価格で入手できるのは非常にありがたい。
紀伊國屋の海外店舗はアメリカ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、オーストラリア、台湾そしてタイ。
海外で生活する本好きな人々の心のオアシスとして、これからもずっとずっとそこにあり続けて欲しい。
Posted by てんも at 00時58分 パーマリンク
2008年09月29日(月)
タイビジネス必携? [出版本の紹介]
「タイ会社法対訳」「国税法典対訳」に続き、タイビジネス法の解説書「タイビジネス必携?」を発行した。
タイで仕事をする上で必要な法律に関する情報が網羅されている実践的な書籍に仕上がった。
勝間和代さんは書籍の作成と同じくらい書籍の販売にも力を入れるそうだ。ある出版社の販売部にいる人は「本はお客さんに手にとっていただいた初めて輝く」と言っていた。
確かに、内容が良いだけでは本は売れないし、売れなければせっかくの貴重な情報も役立ててもらうことができない。
そういう意味で、この本は恵まれている。今までの2冊の実績もあるおかげで、バンコクの日系書店さんに販売促進にご協力いただいている。伊勢丹6階の紀伊國屋書店では、目立つスペースに平積みしていただいている。
東京堂書店の各支店にも置いていただいているので、実際に手にとって内容を確認してもらうことができる。
例えば、第8章タイの租税制度に関する内容は以下のようになっている。
第1節 法人所得税(日本と同様申告制)
第2節 R&Dに関する税制(更なる技術向上に向けて)
第3節 日タイ租税条約について(みなし外国税額控除あり)
第4節 移転価格税制について(所得移転を防止)
第5節 個人所得税(各種控除後の所得15万バーツまでは免税)
第6節 付加価値税VAT(インボイス方式、毎月納税)
第7節 地方税(土地建物税と看板税)
情報提供にご協力いただいたSME Multi Consultant Co.,Ltd.の川島和士氏に感謝。
そして何より、何度も推敲を重ね、基礎から応用までビジネスに役立つ情報のキモを全て盛り込んだ内容の濃い1冊を書き上げてくださった元田時男先生に心から感謝。
タイビジネス必携?詳細
Posted by てんも at 10時19分 パーマリンク
2008年09月28日(日)
犬よけ [タイで生活]
水を入れたペットボトルを道路に置いて「猫よけ」にすることが日本で流行した時期があったように思う。
例の車の屋根に上ってしまう犬のおかげで、最近の駐車場は「犬よけ」にペットボトルを置く人が増えた。
効果の程は分からない。ここ数日あの犬を見かけないのだ。
殺生を嫌うこの国なので、誰かが遠い場所まで連れて行ったのかもしれないなと思う。
Posted by てんも at 00時31分 パーマリンク
2008年09月27日(土)
タイのメラミン回収商品 [タイのニュースから]
数日前にお友達からシンガポールで回収対象となっているお菓子類について教えてもらった。中国のメラミンが混入している疑いがあるとのことだった。
そして、先ほど、タイのマネージャー紙のウェブサイトで、オーヨー(食品薬品委員会)の発表としてロッテコアラのマーチとウォールMOOアイスクリームの回収が決まったことが報じられた。
コアラのマーチは中国工場で製造されタイに輸入されていた。MOOアイスクリームはロットの一部が中国から輸入された牛乳で製造されていた。
タイでメラミン混入ミルクは「ピット・ノムジーン・モラナ(死の毒入り中国ミルク)」と呼ばれている。
このニュースで健康志向のモーリさんがパニックにならないといいのだけれど。
正直なところ、メラミンやその他の有害物質がどの製品に含まれているかなんて、目で見ても分からない。特定の商品のみに偏った食生活をせずに、いろいろな物を食べることで「リスク分散」することぐらいしか対処法がないような気がする。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
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