2007年08月24日(金)
会社法対訳が完成 [タイで仕事]
タイの会社法他を翻訳した本が完成した。
契約文と同様に、法律の翻訳は1字1句過不足なく原稿に忠実に翻訳することが求められる。
しかし字面だけ追って翻訳しても、読者が理解できる翻訳にはならない。その条文の言わんとすることを背景を含めて理解し、実務ではどのような使われ方をしているのかを熟知して初めて、本当に役立つ翻訳を行うことができる。
尊敬する師が翻訳したこの本の編集作業をさせていただきながら、法律文を翻訳する上で一番大切なことを教えていただいた。
Posted by てんも at 00時26分 パーマリンク
2007年07月02日(月)
2007年後半のはじまり [タイで仕事]
7月がはじまった。1年の後半がスタートしたのだ。
車の買い替えなど、今年やりたかったことのうち意外に早く実現したこともあるし、経理の勉強など、着実に進行中のこともある。
良い本との出会いもあった。
さて、後半はどんな人や本との出会いが待っているのだろうか。やりたいことリストの中のどれだけが実現できるだろうか。
今年はイノシシ年。
猪突猛進、ドキドキ、ワクワク2007年後半のスタートである。
Posted by てんも at 07時36分 パーマリンク
2007年06月02日(土)
限界を無にする存在 [タイで仕事]
タイ語から日本語への翻訳で、しっくり来ない単語があった。
役職をあらわす単語で、タイ日辞書を調べても何か違うような気がする。
タイ語辞典で語源から調べても、英語を経由して日本語にしてみても、インターネットでその言葉の使われ方やその言葉を含む組織図などをながめても、ぴったりする日本語が見つからない。
最後の手段でわが師に教えを乞うた。
10分もしないで的確なアドバイスが返ってきた。
それで自分のモヤモヤは解消。疑問はすっきりクリアに。
翻訳は言葉の知識だけでは絶対にだめで、肩書きをあらわす言葉であれば、その組織全体の目的、役割から組織内の責任分担まで理解しておいた方がいい。タイ語と日本語の翻訳であれば、その組織のタイと日本における歴史や背景までも知っていれば的確な言葉を当てることができる。でもそれは、なかなかできることではない。それをいとも簡単に実現されてしまうのがわが師なのだ。
日本とタイの商習慣、法律を熟知しているだけでも私にとってはエベレストよりも高い山なのに、師の驚くべきところはタイ以外の国についても「専門家」と呼ばれる人であることだ。
「すごい人」との出会いは、それだけで自分の中の限界を無にしてくれる。明日もまたウキウキワクワクお仕事する元気をもらえる。
Posted by てんも at 00時01分 パーマリンク
2007年04月18日(水)
大きな取引 [タイで仕事]
ある会社に就職面接に行った学生から聞いた話。
昨年その会社ではタイの政府機関からの大口の受注があったという。その額なんと、5000万バーツ。(約1億4000万円)
そして政変。
政府と契約したけれど、その政府がなくなってしまったので、受注の話も消えてしまったのだという。そんなばかな。
面接に来た学生に対し
「もし君たちに払う給料もなかったら、君たちはこの会社に来てくれるのかな?ワッハッハ」
と一人で笑うおじさんがいて、後で聞いたらそこの社長さんだったらしい。そうだよなぁ。笑うしか、ないよなぁ。
笑い飛ばして心機一転、がんばって欲しいなぁ。会ったこともない社長さんだけれど、そんな気がした。
Posted by てんも at 00時44分 パーマリンク
2007年04月04日(水)
ハードの問題 [タイで仕事]
ここ1ヶ月ほど、IT部隊が熱心に取り組んでいることがある。私の理解を一言で説明すると、「自宅からオフィスのネットワークに接続する」のである。
オフィスには独自開発した会計システムがあり、お客様データ管理、見積もりの作成・印刷、支払い、売り上げ、入金の管理ができるようになっている。
オフィスのネットワークに自宅から接続できるようになると、そのシステムを自宅から利用できるようになる。つまり、今まで以上に場所を選ばず仕事ができるようになる。
またまた、IT部隊のおかげで「仕事のやり方」が変化するような事態が発生する予感である。
ところが、この取り組みが「あと一歩」のところでなかなかうまくいかない。原因はたまーに発生する「瞬間停電」と暑さのために動作に不具合の出るPCパーツ。つまりはハードの問題なのである。
「今度はPCのパーツを取り替えてみる」
IT担当はまだまだあきらめていない。
ネットワーク構築のための環境が整備されているとは言い難いタイで、IT担当の挑戦は続く。
Posted by てんも at 05時21分 パーマリンク
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