2008年10月30日(木)
モーリさんの会話 [タイで生活]
モーリさん(夫母)には10歳年上のお姉さんがいる。
モーリさん自身60歳を超えているので、モーリさんお姉さんは70歳を超えている。
日本であれば80歳を超えてもまだまだ現役第一線で活躍される方も珍しくないが、タイで70歳はかなりの高齢の部類に入ると思う。でもこのお姉さんはすこぶる元気。
バンコクで一人暮らしをしているが、バスでの移動はもちろん、バイクタクシーの後ろにまたがっての移動だって平気だ。
モーリさんお姉さんはたまにモーリさんを訪ねてくる。先日、モーリさんお姉さんも一緒に食事にでかけた時のこと。恒例の、二人の昔話が始まった。
「ゲートがもう40歳になるんだものねぇ」
「あんなに小さかった子がねぇ」
ゲートというのはだんなさんの年上の従姉妹。生まれた子が40歳になるまでの年月を、この二人はずっと見てきたのだ。私が知っているのは知人の子が生まれてから大学生になる程度の年月だ。
この二人は私が今まで経験してきたことの2倍以上のことを経験している。そんな二人の他愛のない昔話は、何気なく聞いているだけでも面白くてたまらない。
作り物のドラマより、リアルな人生経験なのだ。
Posted by てんも at 00時47分