2006年07月29日(土)
チンチョがポトリと降ってきた [アメージングタイランド]
パソコンに向かってカチャカチャ仕事をしていたら、ポトン!という音とともに、チンチョが降ってきて、目の前のデスクに落ちた。
赤ちゃんチンチョほどではないけれど、小柄な、多分まだ子供のチンチョ。白い天井にはりついていたのがうっかり落ちてきたらしく、色は真っ白。
いきなり目の前に落下してきたから私も驚いたが、落ちた当人はもっとびっくりしたらしい。小さな心臓がドッキンドッキンと鼓動しているのがよく分かる。
慌てて壁を登っていくかと思ったけれど、じっとしている。
「大丈夫?」
心配してチンチョに声をかける私にスタッフが言った。
「まだ目が回ってるんじゃないですか?」
しばらくそっとしておいてあげたいのは山々なんだけれど、急ぎの仕事なんだよねー。
あまり驚かさないように、デスクをトントンとたたいてみると、ヨタヨタと机の下に逃げていった。
私が小学生の頃は東京にもヤモリがいた。都心にある祖母の家に遊びに行くと、夕方にヤモリが「チチチ」となき、祖母がヤモリは「お家守さん(おやもりさん)」といって、家を守ってくれるのだ、と教えてくれた。
もう東京にヤモリはいないかもしれないけれど、タイのチンチョはまだまだどこにでもいる。ゴキブリのような生命力の強さもなく、すばしこそうな外見とは裏腹にドンくさいチンチョがタイで絶滅せずにいるのは、繁殖力が強いのだろうか。
Posted by てんも at 15時38分