2006年07月11日(火)
おすすめの会計の本 [タイで勉強]
先日バンコクの紀伊国屋書店で見つけて、面白そうだったので買ってきた「楽勝!会計入門」という本。
会社に関係する「数字」について、知りたいけど、会計は難しすぎて分からない、という人にすっごくおすすめ。
ラーメン屋を開業する山本さんが主人公で、一つ一つお店の会計について勉強していく。
麺は大量に作った方が単価が安くなるけれど、では、売れ残りが出てもたくさん作った方がお得なのか?などなど、興味深く読める。
最後はバランスシートが読めるまで持っていくところがすごい。
で、私が知りたいのは「その先」なので、続編を期待したいところ。
Posted by てんも at 21時15分 パーマリンク
2006年07月10日(月)
沿道の豚の丸焼き [アメージングタイランド]
スクンビットをバンコクからパタヤ方面に向かうと、チョンブリあたりで沿道に「ガイ・ムン・チョンブリー」の看板が目に入るようになる。
その名の通り、丸ごとの鳥が串に刺さって回転しながら焼かれている。
いつの間にかチョンブリの名物になっているらしい。
スクンビットの沿道である。毎日大量の車が砂埃と排煙を撒き散らしながら通っている。
そのすぐわきで鳥をまわして焼いている。
排気ガスと土ぼこりまみれのチキン。
正直なところ、食べる気がしない。
誰が買うんだろうと不思議に思う。
しかし、たまにバンコクナンバーの車が停まっているところをみると、買う人もいるらしい。
そして、回る鳥と一緒に売られているのが、子豚の丸焼き。
小さな豚を焼いている。
丸焼きといっても、漫画に出てくるような丸焼きではなくて、「開き」にしてある。
顔を残して、平らになった豚を焼いている。
これは友人が食べているのをみかけたことがあるけれど、薄く切り取った肉を細長く切ってタレにつけて食べる。
プラスチックの皿に盛り付けられた肉を見ると、それが丸焼きなんだかどうだか全く分からない。
珍しく、いまいち食べる気がしない食べ物なのだ。
Posted by てんも at 12時21分 パーマリンク
2006年07月09日(日)
カオ・モック・ガイ [タイ料理]
カオ・モック・ガイとは、カレー風味の炊き込みご飯である。
上にチキンが乗っている。南部の料理らしい。
カオ・マン・ガイは有名なチキン乗せご飯だけれど、屋台によっては、カオ・マン・ガイと並んで
カオ・マン・ガイ・トートと
カイ・モック・ガイ
をおいているところがある。
トートは揚げるという意味で、文字通り、茹でたチキンをカリカリに揚げてご飯に乗せてくれる。トリのから揚げ好きな人にお勧め。
昼食などにたまに利用する屋台にはこの3種がそろっていて、気分によってカレー風味を食べたり、から揚げタイプを食べたり、オーソドックスな茹でチキンを食べたりしている。
ところで、ジャトゥジャック市場の南部料理専門店のカオ・モック・ガイは本格派である。(ジャトゥジャックといっても、バンコクではなく、ジャトゥジャック・チョンブリという週末のみの市場があるのだ。)
カオ・マン・ガイ屋台で食べるそれも、おいしくはあるのだけれど、ここのと比べると味の差は歴然。
炊き込みに使うスパイスの種類が豊富なのだと思う。
「異国の香り」がするのだ。そしてタレも緑の葉が入っていて不思議な香り。
嬉しいのは、この店が長く続いていること。
3年ぶりに行ったら、周囲の店はほとんど変わっていたのに、この店だけは同じ場所にあった。嬉しかった。
なかなか市場まで足を伸ばせなくてご無沙汰していたけれど、これからはまた月に1度くらいは買いに来たいな、と思った。
Posted by てんも at 14時45分 パーマリンク
2006年07月08日(土)
出家したいというスタッフの話 [タイで仕事]
スタッフが辞表を出して、会社を辞めたいと行った。
最近少し様子がおかしいと思っていたので、あまり驚きはしなかったけれど、彼女にいったい何が起こったのか、知りたかった。
「新しい仕事は?もう見つかったの?」
「まだです。私には行くところがありません」
「・・・。今度もITの仕事がいいの?」
「もうITは選ばないと思います。でも、どの分野で仕事を探せばいいかわからなくて」
「・・・??」
「もう出家して尼になりたい・・・」
そう言って涙ぐむスタッフ。
いったい何が彼女をそこまで追い詰めたのだろうか。
普通、新しい就職先が決まっていても、会社や上司にはそれを伝えないことが多い。それがタイ人なりの礼儀というか、そういうことになっている。
たいていは、「親の仕事を手伝う」「留学する」などという理由で会社を辞め、新しい会社に移る。
でも、今回の場合それはないようだ。
彼女は仕事を休んでいない。別の会社に面接に行く機会はなかった。
だけど、会社を辞めて、しばらくゆっくりしたいのだという。
正直、彼女に次の仕事先が決まっている方がまだよかった。
次の仕事が決まってもいないのに、会社を辞めたい、というと、いったい何が原因なのか、彼女はこれからどうするのか、いろんなことが気になる。
彼女の話を聞いていて感じたのは、彼女自身、自分の感情を理解できず、混乱しているということ。
タイ語でいう、サップソン・チーウィット・トゥア・エーン
という状態になっている。
彼女以外のスタッフと話をしてみた。
そして分かったこと。
私を含む全員が、「実は彼女を追い詰めたのは自分なのかもしれない」という心配をしていた、ということ。
上司は、仕事の量が多すぎただろうか、叱りすぎただろうか、と気にしていた。
同僚は、自分の何気ない一言が彼女を傷つけてしまったのだろうか、と気にしていた。
みんな彼女を心配して、彼女のことを気にかけて、そして彼女のことで胸を痛めていた。
優しい空間だな、と思った。
だから、結論を出した。
本当のことは彼女自身にも分かっていない状態で、みんなで彼女の悩みに巻き込まれる必要はない。
組織の再編を含めた会社の今後について、考えよう。
今年後半をどういう年にしたいのか。これからどうして行きたいのか。せっかくの機会だから、考えてみようと思う。
Posted by てんも at 10時42分 パーマリンク
2006年07月07日(金)
七夕。 [タイで生活]
今日は七夕。
子供の頃からこの日が大好き。
ひこぼしとおりひめの物語がロマンティックで、せつなくて。
タイにいると、日本の祝祭日に縁遠くなるけれど、この日だけは特別。
「あ〜、七夕さまだな。」
と、空を見上げてみたりする。
日本の祝祭日に縁遠い割りにタイの祝祭日にも疎い。
私が愛用しているAIAの卓上カレンダー(書き込むスペースが結構あって、絵柄もきれい)は、祝日が控え目に(?)載っているので、うっかりすると、直前まで祝日の存在に気づかないこともある。
と言うわけで、来週のタイは月・火が連休らしい。
土曜日から数えると4連休。
長いなぁ。
Posted by てんも at 10時43分 パーマリンク
【 過去の記事へ 】