2006年10月29日(日)
試験監督 [タイで勉強]
今日は学期末試験の日だった。
日本でも試験はいろいろ体験した。入学試験はもちろんだけれど、そろばんや英検でも、見知らぬ試験会場に出かけて見知らぬ試験監督の指示に従って試験を受けた。そこには一種独特の雰囲気があり、空気がピーンと張り詰めていた。
タイの試験も同様に緊張感が漂っているのだけれど、その緊張感がどうもゆるいのだ。なぜゆるいのかな??と考えてみて、その原因は試験監督者にあるのだということが分かった。
試験中、部屋の前を通る関係者や隣の部屋の試験監督者が差し入れを持ってくるのだ。もちろん受験者にではなく、監督者にである。彼らは開け放してあるドアからフラッと入って来ては、食べ物を差し出す。
「ジュース飲む?」
「ほら、マンゴー食べなさいよ」
試験監督者も当然のようにそれを受け取り、机の上において食べながら試験監督をする。
この「食べ物の差し入れ」という見慣れた光景が受験者の緊張を適度にほぐしてくれたような気がする。
しかし厳しいところはきっちり厳しくて、黒いズボンをはいてきた女の子が「許可は取りましたか?」と聞かれていた。オープン大学なので通常は自宅学習なのだが各会場で実施される学期末試験は学生らしい服装で受験しなければならないのだ。さすがに通学生の大学のように黒スカートに白シャツの女学生ルックをする必要はないのだが、女性はスカート着用が基本なのだ。あらたまった場所では女性はスカートが基本ということだろうか。
Posted by てんも at 20時53分 パーマリンク
2006年10月28日(土)
こんなジェー料理なら食べてもいい [タイ料理]
タイは今ギンジェーの時期である。ギンジェーとは菜食の意味。
この時期心身を浄化するために肉、乳製品やにんにく・ねぎなどの香りの強い野菜を避け、野菜料理や専用に作られた菜食用パンなどを食べる。
中国系の人と趣旨に同調したタイの人は肉料理を口にせず、菜食専門店または自分で料理した菜食しか口にしない。
普段は肉料理を扱っている屋台でも、この時期のみの限定菜食専門店に変化することもある。
ジェー料理は肉が入らないのであっさりしている。あっさりをあっさりのまま食べるのならば私が好きな味なのだが、普段から「あっさり=まずい」という味の好みを持っているタイの人たちがそのあっさりで満足するわけがなく、あっさりをこってりにするために砂糖や油を多量に使用する。だからジェー料理というのは全体的に油っぽくてタイ人の中にも「リアン」と言って敬遠する人もいる。
ところが昨日たまたま食べたジェー料理のラートナー(あんかけ麺)はあっさり味でおいしかった。夏ばて気味の体に野菜の滋養がしみこんで、食べ終わる頃には元気がでていた。
私がジェー料理を食べないことを知っている店のおばちゃんは
「ギンジェーの時期が終わったら普通のメニューに戻るからまた食べにおいで」
って言ったけれど、こんなジェー料理なら毎日食べてもいいかもしれない。
Posted by てんも at 06時02分 パーマリンク
2006年10月27日(金)
夏ばて [タイで生活]
夏ばて。
4月か!?と思うほど陽射しが強くて暑い日が数日続いた。
ビザ更新とかワーパミとか用事があって昼間出かけたらもうだめ。
外出するときには水のミニボトルを携帯して飲まないと水分が不足して熱射病になってしまいそう。
昨日は会社をお休みして家で休んでいた。
今日は回復したので出社したけれど、途中でよった親戚の家にかばんを忘れてきた。パスポートもワーパミも入った大切なかばんを・・・。
やっぱり重症らしい。今日も無理せず早く帰ろう。
Posted by てんも at 14時32分 パーマリンク
2006年10月26日(木)
食後のアイスクリーム [タイで生活]
1食分の分量がとても多いレストランに行って、3人で2食頼んだ。相変わらず量がたっぷりで、3人でも危うく食べきれないところだった。
タイの日本食ではたいていの場合セットに食後のデザートまたは飲み物が付く。そこのお店ではアイスクリームを出してくれた。2人前しか頼んでいないのに、3人分のアイスを出してくれた。
こういうさりげない心遣いはとてもうれしい。
先日行ったパタヤのちまきさんでも同様のサービスをしていただいた。
「決まり」が「決まり」として守られないという短所にもつながるのだけれど、「融通が利く」というこの長所はホッとする。
Posted by てんも at 08時02分 パーマリンク
2006年10月25日(水)
ホワイトボード [タイで仕事]
オフィスにホワイトボードがある。
受注している仕事の情報が一目で分かるように、仕事の内容、締め切り、担当者、進捗等を書いている。
共有システムの中にもこれらの情報が入っているので、見たいデータを指定すれば瞬時に一覧表が完成するのだけれど、システムの中のデータというのは自分で見ようと開かないと目に入らない。ホワイトボードはその前を歩くと自然に目に入るからコーヒー飲みながらとか、立ち止まって見ることができる。
このボードで会社の忙しさが予想できるので、自分の抱えている仕事の予定を調節することができる。そして調整後の予定を共有のスケジュール表に反映させている。
これは電子手帳と手書きの手帳に似た関係かもしれない。
電子手帳はキーワードを検索したり、いろいろと便利なんだけれども、電源を入れて立ち上げて・・・とやっている間に手書きの手帳だったら書込みが完成してしまっている。
大切なところを大きめの文字にしたり、目立つように色を変えたり、というのも手書きの方が見る人に伝わる。これが手書きの醍醐味というか、コンピュータではなかなか表現できない部分だと思う。
ところでこのホワイトボードにはジンクスがあって、完了した仕事をいつまでも消さないで残しておきホワイトボードが文字だらけの状態だと仕事があまり入ってこない。逆に終わった仕事をどんどん消してホワイトボードの空白部分を多くしておくと仕事が入ってくる。魔法のホワイトボードなのだ。
Posted by てんも at 07時30分 パーマリンク
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