2006年12月31日(日)
私の帰る場所 [タイで生活]
周囲の在タイ仲間を見回すと、どうも「在タイ10年」が一つの節目になっているように感じる。
在タイ10年超のベテラン組はおだやかにつぶやく。
「別に日本に帰りたいとも思わないし、このままずっとタイでお世話になるのかなと思ってる・・・」
在タイ数年のアマチュア組は叫ぶ。
「日本のコンビニー!スーパー!!お・ん・せーん!!!!!」
私もずっとアマチュア組で、「いつかは日本に・・・」と思っていた。でも、時は確実に過ぎ、在タイ9年目に突入。節目へのタイムリミットが始まった今日この頃、なんだか妙に、タイを居心地良く感じている自分がいる。
日本に遊びに行くことも楽しいけれど、日本からやって来るお友達をタイで接待することも非常に楽しい。
タイに行くのが楽しみだったあの頃と逆で、日本が私にとっての「夏休みの国」になったのかもしれない。
ほんとは「帰る場所」なんて、いらないのかもしれない。
「自分の居場所」があれば、それでいいんだよね。
その場所が自分にとって居心地よくて、そこにいることを幸せに感じるのならば。
Posted by てんも at 00時00分