2006年12月24日(日)
お父さんはサンタクロース [タイで生活]
先日お食事を一緒にした方から伺った話。
その方は進路について悩んでいる中学生のお子さんと、ある約束をしたそうだ。
それは
「これからはお父さんが朝ごはんを作る」
というもの。
深夜まで仕事をしている方である。激務である。徹夜することさえ珍しくないんである。朝はギリギリまで寝ていたいはず。
でもあえて自分にとって難しい課題を掲げ、それを実現する姿を子供に見せることで、何かを伝えようとしているようだった。
初日は、まさか初日から寝過ごすわけにはいかないという緊張のあまり、夜1時に目が覚め、そのままずっと眠れなかったという。
初日のメニューはスパゲティ。
「茹でて混ぜるだけだから簡単でしたよ。」とその方は言った。
1週間後にお会いしたときに聞くと、朝ごはんの習慣はまだ継続しているということだった。
私はその方を最高に格好いいお父さんだと思った。
何か問題が起こったら、一緒になって考えて、悩んで、そして一緒に解決しようと実行してくれる、そんなお父さんの姿に、子供はきっとすごく勇気付けられると思う。
仕事に全力で取り組んでいるだけでなく、人生そのものに全力で取り組んでいる、その人をすごく格好いいと思った。
Posted by てんも at 06時01分 パーマリンク
2006年12月23日(土)
冬の風物詩2006 [タイで生活]
ついに、ようやく。
今年もモーリさん(夫母)が飼い犬に服を着せた。
犬用の服なんて必要なし。Tシャツで十分なのだ。
シャツの裾は背中のところで結んである。
結構迷惑そうだけれど、毎年のことなんで観念しているのか、おとなしく着ている。
日本では犬は寒さに強く、暑さに弱い動物だと言われていた気がする。だから夏に舌をハーハー出している犬に扇風機やクーラーつけてあげたりする人もいたような。
そういえばタイの犬って暑くてもじっと寝ていて、あまりハーハー舌を出していないんじゃ・・・??
ちなみに3匹いる犬のうちなぜかいつもこの犬だけがシャツを着せられる。モーリさんによると他の2匹は暑がりなのでシャツを必要としないそうだ。・・・真実は犬のみが知っている。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2006年12月22日(金)
偶然の出会い [タイで生活]
出会うはずのない人とバンコクで出会ってしまった。
私はチョンブリ在住の日本人。先方は東京在住のタイ人。
それがばったりバンコクで遭遇したのである。
目と目が合った瞬間に先方は
「え?あれ?ここはバンコク?タイ?ん??」
と自分の現在地に混乱していた。私も全く同様。
あまりに驚いたので「あはは」と笑ってしまった。
ほんの少しタイミングがずれていればお互い気づかずにすれ違っていたかもしれないのに、ちゃんと出会えてしまう。
そんな素敵な偶然がとても嬉しかった。
Posted by てんも at 04時16分 パーマリンク
2006年12月21日(木)
師走ってやつは・・・ [タイで生活]
師走っていうのは本当にすごい時期である。通常業務の他にお客様の挨拶回りという季節の行事が入る。ついでに普段なかなかお会いできない人にご挨拶に行ったりするものだから、息つく暇もない。
それ以外にも突発的な予定が入りやすく、私自身も周囲も慌ただしい雰囲気。
今日はやっとオフィスで仕事をすることができた。自分の愛用マグカップでコーヒーを飲みながら仕事をするのはやっぱり落ち着く。
ところで、日本のお得意様にTさんという方がいる。一度もお会いしたことはないけれど電話ではたまにお話をする機会がある。大阪の会社の方だが、イメージは「京都の舞妓さん」。男性だけど。
「どうも〜、Tですぅ」と語尾を伸ばし気味にお上品に話されるので私はこの方とお話するのが大好きなのだ。
そのTさんが、壊れた。
メールで納期を一週間間違えて指定してきたTさんにそのことを指摘したら、折り返しのメールにこんな風に書いてあったのだ。
「うわっちゃ〜1週間間違えました。」
舞妓のTさんが、「うわっちゃ〜」である(涙)
これは師走の仕業に違いない。
全く、師走ってやつは・・・。
あと10日間はきっと今まで以上のスピードで加速して通り過ぎていくに違いない。穏やかなお正月を迎えるためにも、師走と並んで走るのだ。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2006年12月20日(水)
同級生 [タイで生活]
昨日のスターバックス@バンコクに現れたお友達は高校時代の同級生。お互いバンコクで仕事だったのでランチを一緒にしたのだ。ラガーマンで体は大きいのに心は優しくて、クラスの人気者だった彼は今もあの頃のまま。食後に連れて行ってもらった職場では、明るくて素直な部下に囲まれて仕事をする普段の彼の様子を垣間見ることができた。
彼は「タイ人スタッフは驚くほど優秀だ」
と言っていたけれど、それは彼の人柄とか仕事のやり方の影響が大きいと思う。彼はきっと素晴らしい上司なのだ。
好きでタイに来たのではなく、仕事でたまたまタイに来たのだが、タイのことをすごく好きになったという。
タイ語の勉強も真剣に勉強していて、しっかり読み書きもマスターしていた。
実は彼は、今回の駐在を終えて日本に帰っても、将来は再び奥様と一緒にタイに戻ってくるつもりだと言う。
驚く私に彼は言った。
「僕はそれくらい本気でタイのことが好きなんだよ」
もちろん、数年後ではなく数十年後の子供達が独立した後のことだけれど、今からその日のことがとても楽しみなのだ。
Posted by てんも at 00時36分 パーマリンク
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