2009年01月09日(金)
唐辛子の辛さ比較 [タイ料理]
同じ「辛さ」でも、平気な辛さと耐えられない辛さがある。
そんなことに気づいた。
「辛さの度合い」の違いではなくて、「辛さの質」の違いなのだ。
赤くて大きめの唐辛子や、それを乾燥させたものは「辛さ」が一瞬で終わる。
しかし、世界一辛いというタイ自慢の辛い唐辛子、プリッキーヌーは、辛さがいつまでも尾を引いて、口のヒリヒリがおさまるまで時間がかかるのだ。
だから、麺類に乾燥唐辛子がかかっていても少しぐらいであれば顔を赤くしながらも食べることができる。
でもプリッキーヌーが入った料理はダメだ。いつまで経っても舌が麻痺する、あの感覚が苦手なのだ。
タイ在住10年目にしてようやく少し、唐辛子のことが理解できた。
Posted by てんも at 00時22分 パーマリンク
2009年01月08日(木)
正月早々の試練 [タイで生活]
試練と言うほど大げさでもないけれど・・・、でもやっぱり試練かもしれない。
大人気の炭火焼き肉屋台のお話。
ここはいつもすごい行列で、夕方の開店前にお客さんがやってくるのだ。だからこの屋台はいつ行っても最低30分の待ち時間を覚悟する必要がある。
炭火で肉が焼ける煙を浴びながらの30分である。
これはやはり試練だ。
たまに耐えかねて「まだできないの?」と聞いてしまうお客さんがいるが、そういう人はおばちゃんに怒られる。
「今作ってるんだから、おとなしく待ってなさい!!」
手前左側のキノコ、これはトムヤムに入る。骨付き豚肉のトムヤムである。
この屋台のお勧めは、炭火焼き豚肉のナムトック。お客さんの好みによって「甘め」「辛め」と的確に味付けしてくれるおばちゃんの腕はお正月から絶好調だった。
試練に耐えた後、やっとの思いで手にしたご飯を口にする時の達成感。今年もきっと、通ってしまうのだろう。
Posted by てんも at 00時01分 パーマリンク
2009年01月07日(水)
20000キロ [タイで生活]
07年の5月に購入した車が08年の4月に1年弱で走行距離11111キロに達した。
そして09年1月についに20000キロ台に突入である。
ということは、去年はよく車を使った、ということか。
バンコクへの往復に使っていた時期があったので、その影響かもしれない。今はほとんど自宅周辺でお買い物その他のために使っているだけなので、30000キロに到達するのは来年後半じゃないかと思う。
今のところトラブル知らずでよく動いてくれるので本当に助かっている。そろそろ定期点検をお願いして、摩耗部品は交換しよう。
Posted by てんも at 00時47分 パーマリンク
2009年01月06日(火)
気がかりを解消 [タイで生活]
ここ半年ほど、気になっていることがあった。
それは、10数年前の結婚式やそれ以降の家族旅行などを録画したビデオテープの傷み。
最近はデジカメで動画も撮影できるようになったので、それらはパソコンに保管してあるのだが、ビデオカメラで撮影した時代のものはテープで保管してある。
カセットケースに入れてしまっておいたのだが、自宅で保管してあったものも、モーリ邸で保管してあったものも、いずれもテープに白いカビが生えてしまったのだ。再生はできるものの、このままの状態で保管を続けるのは非常に不安である。
タイはそんなに湿気が多かったのだろうか。それとも保管の仕方が悪かったのだろうか?木炭も一緒に置いておいたのだが、それではダメだったようだ。
お正月休暇中に、だんなさんがそれらの影像を救い出してくれた。パソコンに取り込まれた影像を見ながらホッとする。これでひとまずは安心だ。
でも、ビデオデッキ、DVDデッキと買い換えてきた機器に、最近はブルーレイという言葉が聞こえ始めた。今回パソコンに取り入れた画像も、気づけば再生ツールがない、なんて事態が起こるかもしれない。定期的に形式の確認・変換作業が必要だなぁと懐かしい影像を見ながら思うのだった。
Posted by てんも at 00時03分 パーマリンク
2009年01月05日(月)
センダン科のサダオ [タイの野菜・地産地消]
最近市場でよく見かけるのが、木の枝の先に葉とつぼみがついている山菜のような不思議な物体。名前をサダオというらしい。
どこの八百屋さんにも一番手前に山積みにされていることからも、今が旬のようだということがわかる。
友達に聞いてみたところ、「食べ始めたら止まらない」という、カッパえびせんの様な葉っぱらしい。それは不思議な物体だ。よほど食感が良いのだろうか。
ナムプリックというタレの専門店で、茹で野菜と一緒に並んでいるのを見かけた。すでに茹でてあり、タレにつけて食べるだけの状態で売られている。これは試してみるしかない。
1セット購入してウキウキ車を走らせていると、次第に嫌な予感。なんだかおかしな香りが車内に漂い始めたのだ。
ビニル袋に顔を突っ込んでみると、「う・・・」昔懐かしい龍角散の匂いじゃないか。
調べてみると、サダオはセンダンという種類の樹木らしく、匂いがきついことから防虫材として用いられることがあるそうだ。その匂いがきつい植物を「食べ始めたら止まらない」と食べちゃうのって、一体どういうことなんだ。
葉っぱのかけらを口に入れてみて悟った。この食材は、私には100年早い。そしてこのサダオはモーリ邸で引き取ってもらうことになった。
Posted by てんも at 00時12分 パーマリンク
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