2009年02月15日(日)
バレンタインデーの食事 [タイで生活]
最近日本では「逆バレンタイン」が流行っているらしい。
つまり、男の子が好きな女の子に贈り物をするらしいのだ。
タイはずっと前から「逆バレンタイン」だ。
いや、「逆」じゃなくて「混合」だ。
タイのバレンタインデーは、「好きな人に小さな贈り物をする日」。
好きな人っていうのは、同性でも異性でも、友達でも学校の先生でも親でもいいのだ。
去年はだんなさんに花をもらった。
今年、だんなさんは言った。
「花はどうせすぐ枯れちゃうから、代わりに美味しい物食べに行こうか」
反対する理由などない。
そして今年のバレンタインデーは、花抜きで久々に贅沢な空間で贅沢なお食事をさせていただいた。
Posted by てんも at 00時10分 パーマリンク
2009年02月14日(土)
にわか庭師 [タイの野菜・地産地消]
モーリさん夫妻が同窓会に出席するために数日間モーリ邸を留守にした。
そんな時、私達はモーリ邸の留守番を頼まれる。
留守番の最も大切な仕事は2つある。
一つ目が犬の餌やり。
二つ目が庭の水やり。
モーリ庭園はプチ果樹園となっていて、ジャックフルーツやいちじく、パパイヤ、マンゴーが元気に育っている。
仕事から帰ってきて庭いじりをするのがモーリさんご主人の日課だ。ポンプでくみ上げた井戸水を果樹にやったり、新しい植木を植えたり。
モーリさん夫妻が不在の間は、毎日仕事が終わった後に自宅に戻る前にモーリ庭園に寄って、にわか庭師として木々に水をシャーッとまきながら思った。土の臭いを感じる生活って、いいものだ。
果樹を預かっている数日の間に、マンゴーの小さい実がボロボロと地面に落ちた。
・・・枯らしてしまったか!?
慌ててスタッフに聞いてみたところ、小さいマンゴーが落ちるのは珍しいことではないということだった。
ちょうど良い数の実がなるように、自然に間引かれているようだ。
モーリさん夫妻が元気に帰って来て、果樹園を無事引き渡すことができてホッとした。
Posted by てんも at 00時08分 パーマリンク
2009年02月13日(金)
マカーム(タマリンド) [タイの野菜・地産地消]
「同窓会」に出席するために北部に出かけていたモーリさん夫妻が帰って来た。お土産はもちろん大量の「北部料理」。そしてなぜかタマリンド。同じ北部出身のご近所さんにお土産を届けたら、庭で収穫したタマリンドをいただいたらしい。
タマリンドは面白いフルーツだ。外はカラカラに乾いた茶色。
殻は薄くて、簡単に手で割ることができる。
殻の割り方を間違えると、殻の破片が果実にくっついてしまい、苦労する。
中にはねっとり練り飴のような果実が入っている。
生の状態で、すでにドライフルーツの様な雰囲気を醸し出している。甘酸っぱくて私の好物だが、だんなさんに「食べ過ぎるとお腹を壊す」と注意されたので、1度にそれほど大量には食べない。
2月に入って、みかんは最盛期のおいしさではなくなった今、ついついフルーツの摂取量が少なくなっているので、しばらくは意識的にモーリさんお土産のタマリンドを食べようと思う。
Posted by てんも at 00時04分 パーマリンク
2009年02月12日(木)
ひったくり [タイで生活]
スタッフと話をしていたら、
「そういえば昨日、ひったくりにあっちゃいました〜」と明るく話してくれた。
スタッフが自宅近くの道路をバイクの3人乗り(・・・)で、右折しようとタイミングを待っていたところ、左側から近づいてきたオートバイの男がスタッフがぶら下げていた袋を力任せにもぎ取ってそのまま走り去って行ったのだという。
どんな袋かというと、パラゴンのビニール袋。ビニール袋とはいえパラゴンである。ちょっと高級感が漂っているビニール袋だ。
何が入っていたかというと・・・食べ終わったバナナの皮。
「・・・なんでそんな物持ち歩いてたの??」
「途中のゴミ箱に捨てようと思ってたんです」
中身がバナナの皮だって分かったら、犯人が怒って仕返しにくると困るから、慌ててその場を離れました。でもちょっと犯人が気の毒で・・・。
ひったくりに失敗した犯人の報復を怖がったり、犯人に同情したり、にぎやかなことである。
笑いながら話す彼女は、今日から防犯のために体に密着するタイプのバッグを利用するようになった。
Posted by てんも at 00時37分 パーマリンク
2009年02月11日(水)
ソンクラン休暇 [タイで生活]
ソンクラン休暇の広告が目に付くようになった。
タイ在住日本人向けの、バンコク発着プランである。
バンコクから直行便が飛んでいる国が多く、国外旅行にはきっと便利なのだと思う。
タイの夏休みにあたる4月のソンクラン休暇はタイ正月にもあたり、連休になる。一番暑い時期なので暑気払いの「水掛祭り」を行う時期でもある。
ヒマラヤの涼しそうな風景にも、モルディブの青い海にも、心はちっとも動かない。なにしろソンクラン休暇にはお正月に紀伊國屋書店で格安で購入したハリーポッターシリーズが待っているのだ。
水かけの歓声を耳にしながら、ハリーポッターの世界を楽しむ。なんとも贅沢な夏休みまで、あと2ヶ月だ。
Posted by てんも at 00時23分 パーマリンク
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